商品コード:1241-040[ELECTROLA] N.ミルシテイン(vn) R.フリューベック・デ・ブルゴス指揮 / グラズノフ:Vn協奏曲, ドヴォルザーク:Vn協奏曲
商品コード: 1241-040
商品詳細:1966年ロンドンでのステレオ録音。この時期ミルシテインは米国ANGELに籍があった為、米ANGEL=EMI共同制作録音となり、音源は米国ANGELが保有している。そのため正式なオリジナルは米ANGEL: S 36011である。ロンドンで録音されても英国は共同製作の相手国であリ、二次的な販売権を持つに過ぎない。英国では英COLUMBIA~発売されてもおかしくないが何故かHis Master's Voice:ASD 2365が英国オリジナルとなる。フランス/ドイツはEMIグループという事で英国音源を供給され製造する形となった。ドイツ盤は最初SME 91694(白金輪ニッパーレーベル)で1968年頃リリースされたが面隆起の危険因子含むプレスなので注意が必要。1973年頃1C 063-80104に番号が替わり、金EMIニッパーの安全な盤が出た。それが当盤である。ミルシテインはこの2曲を得意としており、グラズノフは1949年にスタインバーグ/RCAビクターsoと、ドヴォルザークは1951年にA.ドラティ指揮ミネアポリスso.と初回録音している。それらは別々のLPでRCAから発売された。その後1957年CAPITOLで当2曲カップリングでスタインバーグ/ピッツバーグsoと2回目録音があり、今回のR.フリューベック・デ・ブルゴス指揮ニュー・フィルハーモニアo.は3回目録音となる。ミルシテインは録音によるスタイルがあまり変わらないことで有名なヴァイオリン奏者である。この3回目録音も基本同じ路線で演奏していて安心感がある。スケールは回数を重ねるごとに小さくなっていく印象だが音色の美しさは変わらない。場合によっては更に美音であると感じる部分も少なくない。ステレオがご希望の方にはモノラルヴァージョンがない当3回目録音がお勧め。
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