商品コード:1241-036n[His Master's Voice] R.アーヴィング指揮フィルハーモニアo. コヴェント・ガーデン王立歌劇場o./ バレエ音楽集/ショパン, シューマン
商品コード: 1241-036n
商品詳細:ショパンのバレエ曲「レ・シルフィード」はショパンのピアノ曲を管弦楽に編曲し、バレエ音楽にしている。ショパン本人の編曲ではない。何人かの編曲者が居る。初演はグラズノフ編曲で4曲が演奏された。現在ではロイ・ダグラス(Roy Douglas)の編曲版が通常演奏される版となっている。他に指揮者のロジェ・デゾルミエールが独自に編曲した稿もあり、編曲者自身の録音も残されてはいるが、そちらの稿は現在では顧みられていない。ここではダグラス版で演奏されている。シューマン:バレエ音楽「謝肉祭」は有名なピアノ曲の管弦楽編曲版。ロシアの音楽サークルメンバーの共作で、それぞれの曲を別々の作曲家が担当している。曲数的にはグラズノフが一番多いが、それ以外ではリムスキー=コルサコフ、リャードフ、アレンスキー、チェレプニンなど錚々たるメンバー。アンセルメ/スイス・ロマンドの「謝肉祭」は1966年ステレオ録音が知られるが、当録音は相当初期のモノラル録音で、LPでは初録音の可能性もある。ロバート・アーヴィング(1913-1991)は主にバレエ指揮者としての評判が高いイギリスの指揮者。登山家で作家のR. L. G.アーヴィングの息子である。イギリスのウィンチェスターに生まれ、彼はオックスフォードのウィンチェスターカレッジとニューカレッジで教育を受け、音楽の学位を取得している。バレエ曲ばかりDECCAとHMVに多くの録音を残し、バレエ曲のスペシャリストとして知られる指揮者。これらの曲も少なくとも2回は録音している。これはその初回モノラル録音。英国の指揮者らしく格調は高く、ゆったりしたテンポの優美な演奏である。
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