商品コード:1249-024[AMADEO] W.ベトヒャー指揮ウィーン・ゾリスデン / モーツァルト:セレナーデ4番K.203
商品コード: 1249-024
商品詳細:AMADEOにも仏プレスがあり、ERATOと同じ。その為、オーストリア・オリジナルより音が良いかも知れない。セレナーデK.203は、これら機会音楽の中でも、特によく弾むモーツァルトらしい曲であり、暗かったり、重かったりすると、台無しになってしまう曲だ。ベトヒャー/ウィーン・ゾリスデンは、日本で有名でないにしろ、これらの曲をウィーン風に軽快に仕上げている。やはりウィーンの味が生きてくる曲であり、知名度は関係ない。このあたりがわかってくると、俄然面白みが広がる。この時期はステレオよりモノラルの方が希少。ウィーン・ゾリステンは1959年~1970年までウィーンで活動した14人程度の管弦楽アンサンブル。ヴィルフリート・ベトヒャ―(1929-1994)がリーダーを務めた。ベトヒャ―はドイツ・ブレーメン生れのチェロ奏者兼指揮者。1959年ウィーン・ゾリスデンを創設した。創設メンバーにはチェンバロのフリッツ・ノイマイヤーが参加していた。岸辺百百雄なる日本人が第2Vnで参加していた。1970年に解散したらしい。1974年の結成のウィーン弦楽ゾリスデンとは全く異なる団体。この録音時のメンバーは恐らく創設メンバーで、Leitung: Wilfried BoetcherGünter Pichler, Momoo Kishibe, Klaus Mätzl, Heide Wellert, Thomas Kakuska, Jürgen Geise, Irmgard Schuster, Peter Katt (Violinen)、Hatto Beyerle, Walter Blowsky (Violen)、Dankwart Gahl, Wilfried Tachezi (Violoncelli)、Heinz Schneikart (Kontrabaß)。後にヴィオラ奏者として活躍するトーマス・カクシュカが参加している。岸辺百百雄(きしべ ももお)氏も参加している。この団体、日本語表記がいまひとつ定まらず、1962年10月福岡電気ホールの最初の日本公演では「ウィーン室内合奏団」となっていた。ザルツブルク音楽祭にも出演していて、欧州ではそれなりに有名であった。演奏はウィーン風味タップリで穏やかなテンポの古き良きスタイル。正に1960年代中期頃までのスタイルで初期盤ファンなら納得の秀演である。
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