商品コード:1250-029[Ducretet Thomson] V.リフキン(pf) D.ディクソン指揮ウィーン国立歌劇場o. / モーツァルト:Pf協奏曲11番K.413, Pf協奏曲22番K.482

[ 1250-029 ] Mozart, Dean Dixon, Vivian Rivkin – Piano Concerto no.11 in F major, K.413 & Piano Concerto no.22 in E-flat major, K.482


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商品コード: 1250-029

作品名:モーツァルト:Pf協奏曲11番K.413 | Pf協奏曲22番K.482
演奏者:V.リフキン(pf)D.ディクソン指揮ウィーン国立歌劇場o.
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:320CW 083
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:6/5
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面10時に細かい点群あり小~中で5分程度断続する部分あり, 他にも細かい点群あり盤質5, B面も程度はA面よりは良いが盤質6
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---石像中溝, La Voix de Monde, 9時にLicense Westminster, 6時にMade in France, 3時に Microsillon incassable Longue Durée 33T. 1/3, フラット重量, (P)なし, Rights Society:DP, Price Code:Serie Artistique, スタンパー/マトリクス:LDG 1423-LM1/LDG 1430-LM4 (手書き文字マトリクス・Ducretet Thomson/Pathéタイプ), Ducretet Thomsonモノラル製造を示すLDG***で始まりレコード番号を含まないフランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・/M6 165206/M6 165218, 再補助マトリクス:ストレートパテキュラー・XPARTX 26614/XPARTX 26626, ストレートタイプ3種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーによる1955年頃製造分, フランスに旧番号存在せず, Selmer付きレーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスは存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, Westminster音源によるDucretet Thomson制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou., これはフランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---表半ツヤ厚紙, Disque License Westminster, 表記されたジャケット番号:320 CW 083, Price Code:Artistique, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケット裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Compagnie Française Thomson-Houston, 印刷:Imprimerie Keller., フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:【フランス盤は初入荷の希少タイトル】---1953年頃ウィーンでのモノラル録音, Westminster保有音源, 録音詳細不明, 米国では1954年 Westminster Recording Co., Inc.によりコピーライト登録・同年Westminster:WL 5244(赤/銀大文字レーベル・フラット盤)にて初リリース→1957年頃XWN 18547に番号変更, フランスでは1955年頃Ducretet Thomson:320CW 083(当装丁)にて初リリース, フランスに再版はないと思われる, フランス盤は当社初入荷の希少タイトル., 録音は極僅かしかない女性ピアニスト、ヴィヴィアン・リフキンの唯一のモーツァルト・超希少!演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:1953年頃のWESTMINSTER録音で米国では1954年にWL 5244で発売された。これはそのフランス・オリジナル盤である。ピアノのヴィヴィアン・リフキン(リヴキン)は1913年米国生まれの女性ピアニスト。WESTMINSTERの他にエドワード・マクダウェル:のPf協奏曲、ガーシュインの「パリのアメリカ人」などの少量の録音があるに過ぎな為、詳しい情報はない。指揮のディーン・ディクソン(1915-1976)は、ニューヨーク生まれの黒人指揮者で1939年にはコロンビア大学大学院で音楽教育学の修士号を得ている。トスカニーニの推薦でNBC交響楽団を指揮し、ニューヨーク・フィルハーモニックにも客演を重ねている。しかしNBC響の白人の奏者の何人かがアフリカ系の指揮者の下で演奏するのを嫌がり、NBC社長に談判したが断られ、彼らはニューヨーク音楽家組合に訴えるという事態があり、ディクソンは合衆国でのキャリアを断念した。1953年から1960年までエーテボリ交響楽団の首席指揮者を務め、1961年にフランクフルト放送交響楽団の音楽監督に就任した後、1963年にはオーストラリアのシドニー交響楽団の首席指揮者に迎えられ、1967年まで務めている。1968年には来日してNHK交響楽団を指揮し、難病を発病直後で引退間際のピアニスト・田中希代子と共演している。レコードで聴く限りこれまでのWESTMINSTERなどの指揮者と何ら変わるところはない。このLPの魅力は録音が限られたヴィヴィアン・リフキンのデリカシーが溢れんばかりのソロである。録音が少ないことが残念な程彼女のソロは魅力的でときめく。米国での人種問題に巻き込まれたお蔭でこの録音は全く知られることのないまま忘れ去られる運命なのか。フランス盤なら聴いてみようかと思われた方に是非お試しいただきたい。ヴィヴィアン・リフキンのチャーミングなソロと、ひどい仕打ちを受けた黒人指揮者の心の声が聴こえてきそうな素晴らしい録音である。

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