商品コード:1250-012[DGG] K.リヒター(org) / バッハ:Org曲集-3/前奏曲とフーガB.543, 544, トッカータとフーガB.540他
商品コード: 1250-012
商品詳細:K.リヒターは二つの顔を持つ。一つはもちろん指揮者、もう一つが鍵盤奏者であり、バッハ弾きのオルガニストとチェンバリストという顔も見逃せない。CembはDECCA、DGGから出ている。オルガン・ソロの録音はDGGに全5枚、それ以前にDECCAにもあった。DGGの5枚のうち1枚はバッハ以外でバッハは全部で4枚存在。このシリーズは意外にもプレスが少ないのが実状。これらはARCHIVからは出ていない。ラミンに学び、人生をバッハに捧げた人間の才能を見せつけられる演奏。意外な程上手い、説得力の大きな演奏。138 907/139 321/325/387 SLPM(バッハ4枚)、138 906はモーツァルト他。過去に1度だけ3枚のバラセットを作ったことがあったが、今後はバラ出しとなるだろう。 リヒターのオルガンは非常に聴きやすく、また、オルガンが苦手とする表情の多彩さを見事に克服している。彼の演奏は説得力があり、またバッハへの畏怖が感じられ、内的世界への案内役として優れたLP! 指揮者だけでなく、一流のオルガニストであったことを裏付ける証拠となる録音。尚このシリーズでは第2作の139 321 SLPMをVol.1としたようで、138 907 SLPMはVol.番号なしで以降139 321 SLPMがVol.1、139 325 SLPMがVol.2、139 387 SLPMにVol.3の表記がジャッケッ下に印刷される。実際には3枚目に当たる139 325 SLPMは実際のVol.1である(Vol.番号なし)138 907 SLPMなどより圧倒的にプレスが少ない。138 907 SLPMには有名な「トッカータとフーカB.565」が含まれているため、大きなセールスを記録したようだが、当盤にさほど有名作品はない。しかしバッハの真骨頂とも言える「前奏曲とフーガ」が2曲あり、最後はコラール前奏曲で終わる。バッハ弾きカール・リヒターのやりたかった一人のオルガン奏者としての全てがこれら4枚に詰まっている。
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