商品コード:1250-009[Les Discophiles Français] K.リステンパルト指揮ザール室内o. F.ノイマイヤー R.ヴェイロン・ラクロワ(cemb) / バッハ:Cemb協奏曲3, 4, 5, 7番, 2Cemb協奏曲B.1060, 1061

[ 1250-009 ] Bach - Fritz Neumeyer, Robert Veyron-Lacroix, Orchestre De Chambre De La Sarre Sous La Direction De Karl Ristenpart



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商品コード: 1250-009

作品名:バッハ:Cemb協奏曲集-2/2台Cemb協奏曲2番 ハ長調B.1061, Cemb協奏曲4番 イ長調B.1055, Cemb協奏曲5番 ヘ短調B.1056 | Cemb協奏曲3番 ニ長調B.1054, Cemb協奏曲7番 ト短調B.1058, 2台Cemb協奏曲1番 ハ短調B.1060
演奏者:K.リステンパルト指揮ザール室内o. F.ノイマイヤー/R.ヴェイロン・ラクロワ(cemb)
プレス国:フランス, France
レーベル:Les Discophiles Français
レコード番号:DF 197-8
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, Wジャケット2枚組, 2 single records
評価/レコード:7/6 : 年代を考えると悪い状態ではない, レーベルに販売店のシールあり
評価/ジャケット:B : サークル文字に変色あり
キズ情報:第3面4時に小20+極小9回出る点あり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤輪青地図太中溝, 12時にMade in France, フラット重量, 表記されたレコード番号:DF 197/DF 198, Rights Society:記載なし, Price Code:なし, (P)なし, マトリクス/スタンパー:197-1V4/197-2V2・DF-198-1V1/DF-198-2V1(手書き文字スタンパー・Les Discophiles Françaisタイプ), Les Discophiles Français録音・製造を示すレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:V-1679/V-343・V-944/V-945(手書き), 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, 手書きタイプ2種併存のPathéプレスではないプレス, 1950年代のスタンパーによる1958年頃の製造分, 10"/旧番号存在せず, これより古いレーベル存在せず, 中溝フラット盤の初期タイプ, 異なる溝タイプ存在するがどちらが先かは不明(工場違いまたは使用機械の違いと思われる), 当番号に内溝レーベルは存在しないと思われる, 最古レーベル・最厚プレスである, Pathéプレスは存在しないと思われる, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, Les Discophiles Français音源のLes Discophiles Français制作プレス不明, レーベルの青輪の色が更に濃い色存在しないと思われる, 番号はDFの付かない数字タイプが存在するか不明(殆ど規則性はない), 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開青系両面クロス紙W(金色文字・サークルあり), 表記されたジャケット番号:DF 197-8, Price Code:なし, 背文字:あり(金色型押・青系クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットであると思われる), 製作:Les Discophiles Français, 印刷:不明・フランス製, 初期青系細目両面クロス紙タイプは存在しないと思われる, 別色のクロス紙ジャケットは存在する可能性ある, 10"存在せず(再版で存在する可能性あり), 数字だけのタイプは存在しないと思われる, 単売存在せず, オリジナル, original
トピックス:1957年頃のモノラル録音, 録音場不明, 1958年頃Les Discophiles Françaisによりコピーライト登録・同年Les Discophiles Français:DF 197-8(当装丁)にて初リリース, 1/2番の入ったDF 78に比べDF 197-8は非常に入荷が少ない希少番号, DFでのリステンパルト指揮のバッハ:Cemb協奏曲は他にDF 78に1/2番が存在するのみで全8曲のみの録音

商品詳細:カール・リステンパルト(1900-1967)はドイツの港町キール生まれの指揮者。ベルリン・オラトリオ合唱団の指揮者として活動を開始する。1932年、15名ほどの弦楽奏者を中心にリステンパルト室内管弦楽団を創設し、定期コンサートを開催する。戦後の46年にベルリンRIAS室内管弦楽団と合唱団を組織した。コンマスのヴァイオリン奏者ウルリヒ・グレーリングはこの時、RIAS室内管弦楽団に居たソリストだったと思われる。グレーリングはその後1942-1947年までの間ベルリンpo.のコンサートマスターを務めることになる。リステンパルトは1953年からザールブリュッケンのザールラント室内管弦楽団の指揮者に就任する。DFに録音を開始したのはここからである。リステンパルトは1953年10月1日-ドイツ、ザールブリュッケンに18人のメンバーでザール室内管弦楽団を創設する。そのメンバー中10人はベルリンから付いてきた音楽家である。ウルリヒ・グレーリングとフリッツ ・ノイマイヤー(1900-1983)もそこに含まれると思われる。ノイマイヤーはザールブリュッケンの生まれでベルリンで活動していた。同じくベルリンに居たリステンパルトとは早い時期に知り合い、共演もしたと思われる。1967年リステンパルトが亡くなるまでその活動は続き、レーベルもDFからLe Club Français Du Disqueに代わる。1960年代に入りメンバーにG.F.ヘンデルなどの新しいメンバーも参加し、Le Club Français Du DisqueではDFで録音した多くの曲の2回目録音を行ったがこの曲は再録音していない。当時チェンバロ協奏曲の録音はバッハの柱として重要な仕事であった。リステンパルトがザールに移ったことでDFと契約することになる。かくしてフランス人たちはリステンパルトの思想による真のバッハ演奏を聴けるようになった。これが逆にドイツでは発売されず、フランスでバッハの神髄が発売されたことは興味深いと言わざるを得ない。ノイマイヤーはドイツでは最も早い時期からチェンバロ演奏の権威として1946年から1969年までベルリン音楽院の教授であった。DF以外にもARCHIVの初期~中期にも録音が多い。リステンパルトは1950年代中期にバッハのチェンバロ協奏曲全曲(14曲)~8曲をノイマイヤーらを中心としたソリストたちと録音。ここでは3台、4台用は録音せず、1台用6曲を2台用2曲に絞った録音が行われた。1950年代中期としては最大規模と見てよいだろう。1/2番がDF 78で他6曲がDF 197-8で発売された。当時としては最高レベルの時代考証で、ソロとオケのバランスも素晴らしく、何よりリステンパルトのオケに見られる、バッハらしさには感動を覚える。ソリストはフリッツ・ノイマイヤーとロベール・ヴェイロン・ラクロワの二人に絞った点も成功の要因と思われる。

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