[MELODIYA] V.ポストニコワ(pf) / モーツァルト:Pfソナタ9番, ショパン:Pfソナタ3番, スクリャービン:PfソナタOp.53

[ 1257-041n ] Victoria Postnikova ‎–Mozart, Chopin, Scriabin

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商品コード: 1257-041n

作品名:モーツァルト:Pfソナタ9番K.311, ショパン:Pfソナタ3番Op.58, スクリャービン:Pfソナタ5番Op.53
演奏者:V.ポストニコワ(pf)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:CM 03983
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連での第2版世代】---ピンク/黒SL(シングルレター), CTEPEO ○○33, Made in USSR, 外周1.5㎝の盛上り, グルーヴガード厚, ГОСТ 5289-なし, TУ-43.10.1.74, Repertoire group:なし, .Price Code:なし, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:33CM 03983 4-1/33CM 03984 4-1 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), 露/英語表記・国内/輸出共用仕様, 1970年代のスタンパーによる1978年頃製造分, プレ・メロディアレーベル存在せず, DLレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレス世代ではない, 更に古いマトリクス存在すると思われる, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, MELODIYA音源のMELODIYA製作プレス, モスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプリラフスキー工場製作, 第2版世代, 2nd issue generation
ジャケット:【旧ソ連での第2版世代】---折返両面紙ペラ(モスクワ・アプレレフカ), Made in USSR, 表記されたジャケット番号:33CM 03983-84(a), Price Code:なし, 背文字:なし, 露/英語表記・国内/輸出共用仕様, ジャケット裏年号:Apt. なし Зак.なし, 製作/印刷:Апрелевский Завод Грампластинок, 第2版世代と思われる, 2nd issue generation
トピックス:1973年またはそれ以前の旧ソ連でのステレオ録音, 録音技師:Igor Veprintsev, プロデューサー:Konstantin Kalinenko, 1973年MELODIYA:CM 03983(DL・ダブルレターレーベル)にて初リリース, これは1978年頃製造のSLレーベル第2版世代盤が同年頃製造の第2版世代ジャケットに入るケース, DL・ダブルレターレーベルは過去に1度入荷しただけの希少盤, SLレーベルでも希少!演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:このピアノ・ソナタ集でメインになるのは、やはりモーツァルトだろう。ヴィクトリア・ポストニコワは1944年生まれのフリエール門下生。ネイガウス一派である。1969年度々共演していた指揮者ロジェストヴェンスキーと結婚。以後はロジェストヴェンスキーとの共演が多くなる。これは結婚後の珍しいソロ録音である。実にカチっとした音を出してくる。雰囲気を聴かせるサロン的な方向ではなく、ダイレクトに音のエネルギーを感じさせようとするタイプ。しかし、アンダンテ楽章では一転、スピードを落とす。メリハリの効いた大胆なピアニストだ。ロジェストヴェンスキーの妻ということでソリストとして注目されにくいがかなりの実力派である。他のスクール出身者同様、やや硬質なタッチで辛口のピアニストである。美形の女性ピアニスト。ポストニコワはモスクワ音楽院附属中央音楽学校に6歳で入学し、ムサエリャンに師事した。1967年にモスクワ音楽院を卒業した後、大学院課程に進んでヤコフ・フリエールの薫陶を受けた。1970年のショパン・コンクールで3位入賞。1965年にショパン国際コンクールに出場して入賞する。その後は、リーズ国際ピアノ・コンクール(1966年)やリスボンのヴィアンナ・ダ・モッタ国際音楽コンクール、第4回チャイコフスキー国際コンクール(1970年)においても入賞した。結婚後二人で共演する録音を度々行ってきた。ポストニコワのスタイルは雰囲気を聴かせるサロン的な方向ではなく、ダイレクトに音のエネルギーを感じさせようとするタイプ。悪く言うと即物的な表現だが、ポストニコワの場合超絶的技巧に裏打ちされており、スムースで嫌味がない。また激震のような高まりから一転、穏やかな表情に瞬時に入れ替わる。この対比が見事で静と動の巧みなうねりで曲を構築している。そのどちらも度が過ぎず限界手前ですっと入れ変わるため、聴いていて常に引き込まれ飽きることがない。これもまたロシアンスクールに特長的な手法だがポストニコワ程大胆に、的確に使いこなしているピアニストは多くない。ある意味これまでの演奏を破壊する凄まじさがあり、下手に聴くと劇薬ともなりえるので注意が必要となるピアニストである。この録音は極めてポストニコワの特長を捉えていて、ここまで辛口のモーツァルトを弾くピアニストは多くない。

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