商品コード:1259-030[COLUMBIA] W.ギーゼキング(pf) H.ロスバウト指揮フィルハーモニアo. / H.v.カラヤン指揮フィルハーモニアo. / モーツァルト:Pf協奏曲20番K.466, Pf協奏曲23番K.488
商品コード: 1259-030
商品詳細:ギーゼキングのモーツァルトPf協奏曲は様々な形で1950年代~1980年代まで発売され続けた。それだけ普遍性がある演奏だったからだろう。ロスバウトとの20番は1953年録音で英国で33CX 1235、フランスでFCX 444で初リリースされた。何方もPf協奏曲25番K.503とのカップリングだった。このLPはある意味ベストセラーLPの一つで非常に多くプレスされた人気盤である。その後24/25番でカップリング変更されFCX 30004で再版された。Pf協奏曲23番は1951年のカラヤンと録音され英国では10"の1曲入りで33C 1012で、フランスではFC 1013で初リリースされた。他にロスバウトとは25番、カラヤンとは24番も録音がある。1960年頃ギーゼキングの4曲あるモーツァルトPf協奏曲を12"×2枚に纏めることになり20/23番をFCX 30003、24/25番をFCX 30004にカップリング替えLPとして再版した。そのうちの1枚目が当盤である。カップリング替えLPは勿論オリジナルではないが12"2枚の初期盤で4曲が綺麗に揃うことになる。これはメジャーレーベルが10"などで発売された曲を後で整列する手段としてよく用いる手法である。これを単に再版として無視するか、カップリング替えLPのオリジナルとして重宝するかは個人の自由である。少なくとも同じCOLUMBIAレーベルであり、フラット盤が段付きレーベルに変わっただけである。これらを無価値なものとする風潮は決して良いものではない。聴いてみれば十分に音質はよく楽しめる。要はグレージャケットが貧相に感じるだけだろう。最近グレージャケットがオリジナルの音源も続々見つかっており、音楽を装丁で判断するものではないだろう。重宝する1枚として改めてギーゼキングを楽しんでいただきたい。尚このカップリング替えLPは英国では未発売の可能性が高い。
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