商品コード:1259-019[ERATO] P.カイヤール指揮フィリップ・カイヤール声楽アンサンブル / バッハ:モテットB.227, B.225
商品コード: 1259-019
商品詳細:カイヤールのバッハ録音はこれ1枚しか存在しない。この2曲しか録音しなかった。B.225/227という代表的名曲2曲なので、これで充分納得がいく。とにかく録音が素晴らしい。教会内の適度な残響が、この曲の宗教性を否応でも高めている。まったくの無伴奏による、合唱だけのモテット。近年では珍しいスタイルになっているが、これが本来のあり方。この曲の決定的名演として、後世に残るはず。ステレオも出ているがモノラルのほうが入荷は少なく希少。フィリップ・カイヤール(1924-)はパリ生まれの合唱団の指揮者。1944年、彼は主に音楽学生で構成された独自の声楽アンサンブルを設立した。これが後のヴォーカル・アンサンブルのフィリップ・カイヤールに発展する。この団体はもともとルネサンス期の作品を専門としていたが、そのレパートリーは年々増加している。カイヤールは、初期の声楽の編曲と編集も行っており、様々なプロのヨーロッパのラジオ合唱団を指揮し、国際的なフェスティバルで数多くのコンサートを行ってきた。1955年から1970年の間、パフォーマーとして、彼は自分のヴォーカル・アンサンブルの先頭でERATOレーベルのために約30枚のLPを録音し、その半分はいくつかのディスク・アカデミーから表彰された。コンサートや録音では、フィリップ・カイヤールはジャン=フランソワ・パイヤール管弦楽団と指揮者ルイ・フレモーと協力し、ルネサンスとフランスのバロックのレパートリーの復活に貢献して来た。フランスにおけるルネサンス~バロック期の宗教的合唱曲においてリーダー的な存在であったことは間違いない。バッハのモテットは残念ながら全曲録音はなく、この2曲で全てとなる。
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