商品コード:1259-015n[MELODIYA] M.ルボツキー, L.イサカーゼ, O.カガン(vn) M.ミンチャン(cemb) / G.ロジェストヴェンスキー指揮ボリショイ劇場室内o / トレッリ:Vn協奏曲, グルックVn協奏曲, バッハ:3Vnのための協奏曲B.1064a
商品コード: 1259-015n
商品詳細:当社初入荷となる希少なMELODIYA盤。ヴァイオリン奏者マルク・ルボツキー (1931-2021)はレニングラードに生まれ、1938 年に 7 歳でモスクワ中央音楽学校でヴァイオリンの勉強を始めた。彼はモスクワ音楽院で音楽の勉強を続け、アブラム・ヤンポルスキーやダヴィッド・オイストラフらに師事した。1951 年、ルボツキーはベルリンで開催されたWeltjugendfestspielen (「世界青年祭」)で入賞を果たした。彼は後にモスクワのグネーシン研究所の教師になる。ルボツキーは 1976 年にオランダに移住し、アムステルダムのスウェーリンク音楽院とロッテルダム音楽院で教授となる。彼は後にドイツに定住し、ハンブルグ音楽大学と劇場で教鞭をとった。ルボツキーは、彼の作品のいくつかをルボツキーに捧げたアルフレッド・シュニトケ の音楽の擁護者であった。オルガ・ドウブッシュ・ルボツキーとの結婚により、アレクサンダー・マルコビッチ・ルボツキーとデビッド・マルコビッチ・ルボツキーの2人の息子が生まれた。ルボツキーは2021年ハンブルグで亡くなった。1970年代中期まではMELODIYAに録音があり、1970年代後期からはPHILIPSに録音がある。知名度こそ高くないが、特にブラームスのVnソナタ集は非常に素晴らしい演奏である。MELODIYAに録音は多くないがそのどれもが良いLPである。このLPはこれまで存在すら知らなかった希少盤である。特にB面全て使いバッハの復元協奏曲・3Vnのための協奏曲B.1064a・を録音している。この曲はMELODIYAでも初の録音と思われる。全3曲の協奏曲にルボツキーは3曲全てに出演。バッハの第2/第3Vnはやはりソリストとして高名なイサカーゼとカガンが参加。MELODIYAの大物3人のヴァイオリン奏者による合奏がなかなか素晴らしい。バッハファンにはかなりの珍品である。1970年の発売で西側の同時代の録音と比べるとMELODIYAは演奏・録音ともに圧倒的な優位を誇る。
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