商品コード:1261-059[Pathé ] N.ヴァラン(s) M.ヴィラブラ(t)指揮者不明オーケストラ付き / マスネ:マノン~アリア・デュエット集(全9曲)
商品コード: 1261-059
商品詳細:ニノン・ヴァラン(1886-1961)はフランスが生んだ正規の大ソプラノ歌手。イゼール県モンタリュー=ヴェルシュー生まれ。リヨン音楽院で学び、1911年にドビュッシーの知己を得、彼の作品である《聖セバスティアンの殉教》の初演に参加した。その後もドビュッシーが亡くなるまで度々共演していた。1912年にパリ・オペラ座でビゼーの『カルメン』のミカエラ役でオペラ・デビューを飾り、その年から1916年までパリ・オペラ=コミックで歌い、1916年からはミラノ・スカラ座やブエノスアイレスのコロン劇場などにも出演した。1920年からはパリ・オペラ座への出演も重ねたが、1926年にはパリ・オペラ・コミックに戻り、1946年まで出演した。1934年にはサンフランシスコの歌劇場にも出演している。1953年から1959年までモンテビデオ音楽院の客員教授となり、後進の指導にも熱心に当たったが、1961年にリヨン近郊で没した。LP録音はないと思われる。仏Pathé~多数のSPが発売されている。作曲家ドビュッシーはヴァランの歌唱スタイルと、涼しげでかつ明晰、さらに大胆でかすかに鼻にかかった独特の声質を称賛し、リサイタルでは、しばしば伴奏者を務めた。1930年代がヴァランの最盛期で、これはその時代のマスネ:歌劇「マノン」からアリアを歌ったSP音源を集め、復刻したLPである。曲によりミジュール・ヴィラブラ(t)とのデッエットも収録。指揮者やオケの記載はなく不明で、全て同時期の録音ではないと思われる。今回曲のみ原語で記載した。但しCDなどの情報から指揮者はアンドルフィ(Andolfi)であるらしい。ファーストネームは不明。1955年ころの発売と思われる。当社でも入荷は少なく状態の良い盤は存在しないと思って間違いない希少LP。
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