商品コード:1263-054[CALLIOPE] R.ダロー(ob) F.ボネ(pf) / フランス現代Ob作品集/オアナ:「ヌーム」, ミヨー:ソナチネ, ミハロヴィチ:「メロペイア(ソナチネ)」

[ 1263-054 ] Ohana, Milhaud, Mihalovici – Neumes / Sonatine / Mélopéia - Sonatine


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商品コード: 1263-054

作品名:フランス現代Ob作品集/オアナ:ObとPfのための「ヌーム」, ミヨー:ObとPfのためのソナチネOp. 337 | ミハロヴィチ:ObとPfのためのソナチネ「メロペイア」Op.13(1924)
演奏者:R.ダロー(ob)F.ボネ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:CALLIOPE
レコード番号:CAL 1816
M/S:ステレオ, stereo, (Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---アズキ/白竪琴土手, 9時にMade in France, 3時に□Gravure Universelle 33T. 1/3, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:CAL 1816, Rights Society:SACEM, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:CAL 1816 LPL 3868 1Y 380 CIDIS/CAL 1816 LPL 3868 2Y 380 CIDIS (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), CALLIOPE録音ステレオ製造を示すCAL***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A2/A2, 再補助マトリクス:なし, 380は編集/カッティングマスターがC.I.D.I.S. Louviersで行われたことを示す, CIDISはプレス工場CIDIS.Phonogram, Antony工場を示すCompagnie Industrielle de Distribution de l'Image et du Sonの略で1969年~1979年4月まで稼働していた, 1970年代スタンパーによる1973年頃製造分, 灰/黒竪琴レーベル存在するか不明(両方ある場合とどちらか片方だけの場合がある), これより古いレーベルは存在しないと思われる, 最古レーベル・最厚プレスであると思われる, 更に古いマトリクスが存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, CALLIOPE音源のCALLIOPE製作仏PHILIPSプレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開両面ツヤ・長い蓋付き, Gravure Universelle distribution en France : D P I, 表記されたジャケット番号:CAL 1816, Price Code:Ⓧ, 背文字:あり(灰色・クリーム背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Calliope Productions Jacques Le Calvé., 印刷:DPI, 供給:DPI (Distribution Phonogrammique Internationale), オリジナル, original
トピックス:1973年10月パリでのステレオ録音, 録音技師:Youri Kisselhoff, プロデューサー:Jacques Le Calvé, 1974年頃Calliope Productions Jacques Le Calvéによりコピーライト登録・同年CALLIOPE:CAL 1816(当装丁)にて初リリース, これが初年度リリース分のオリジナル, オーボエ好きには相当興味をそそるLP! 録音は非常に良い, CALLIOPEのプレスは同時期に2種以上ありIPG系/MPOプレスが灰/黒竪琴浅レーベルでアズキ/白竪琴レーベルがERATO/PHILIPSプレスと大別される, 厳密な順番があるか不明だが一応灰/黒竪琴浅レーベルが初期と考えられる(100%ではない)・何方か片方のみのプレスの場合と2~3種混在する番号がありプレスの順序付けは難しいのが実情, 黒竪琴浅レーベルにも数種あり, これは自社特約工場を持たないため起こる現象, CALLIOPEはフランス・マイナーレーベルの中でも特に高音質録音で知られるレーベル

商品詳細:オーボエとピアノの作品集という点では興味をそそるLPだが、曲がフランス近現代3曲入りという点では取っつきにくさがあるのだろう。ではまずオーボエ奏者のルネ・ダローを紹介したい所だが全く情報がない。ピアノのフランソワ・ボネに関しても同様。ただ二人はダロー・デュオとしてフランス国立放送o.の中で誕生したデュオらしい。ルネ・ダローはかなり年配のオーボエ奏者らしく、MUSIC MONDEというSPレーベルの10"SPが以前入荷したことがある。また仏VOGUEに「バッハの時代の作曲家シリーズVol.1」という7インチが1度だけ入荷を確認した。12"LPではCALLIOPEのCAL 1816以外の入荷はない。最初の作品はモーリス・オアナ(1913- 1992)、ユダヤ系フランス人の作曲家。セファルディに属する。モロッコ・カサブランカで生まれる。父親がジブラルタル出身だったために、1976年までイギリス国籍であった。「Neumes」は練習曲として1965年に作曲された。オーボエ奏者には難易度の高い技巧曲である。如何にも近代作品的な曲で、ピアノのアタック音がそのような印象を感じさせる。ダリウス・ミヨー(1892- 1974)はフランス6人組の一人で近年はメジャーになりつつあると言える。作曲意欲は旺盛で、様々な楽器編成を試みたり、タンゴやジャズにも影響を受けたりした。また映画音楽にも筆を染め、創作活動は亡くなるまでその衰えを見せなかった。聴きやすい。ソナチネの原曲はフルートとピアノのための作品。クラリネットとピアノで演奏されることもある。マルセル・ミハロヴィチ( 1898 - 1985)はルーマニア出身。ジョルジェ・エネスクに才能を見い出され、1919年よりパリに移住し、ヴァンサン・ダンディに師事した。メロペイア(ソナチネ)がオーボエとピアノのために書かれた曲であるか不明だがB面一杯使う長い曲である。3曲中では最も近代作品らしさが稀薄で聴きやすい。このLPは最初から最後までオーボエが鳴りっぱなしの印象がある。オーボエだけでこれだけの長い演奏を行う曲はこれまで聴いたことがなく、余程の体力がないとこのような演奏は出来ないと感じた。室内楽であるが、殆どオーボエの独奏曲のような印象であった。

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