商品コード:1263-053b[CALLIOPE] H.ボッシ(pf) A.ジョドリー(vn) E.ペクラール(vc) / クララ・シューマン:PfトリオOp.17, 3つのロマンスOp.22 他
商品コード: 1263-053b
商品詳細:一度見たら忘れられない大胆で個性的なジャケット。「女性と音楽」という副題の付いたWジャケットシリーズの一つ。クララ・シューマンの作品集。厳格なフーガかと思えばロマンチックなロマンスで魅了してくれる。奏者はコルトーやルフェビュールに師事した人気のPf、エレーヌ・ボッシ。確かな表現力で安心させられる。聴く機会の少ないトリオも、ヴァイオリンのアニー・ジョドリーの柔らかい音色によって、クララの持つ切なげで重みのある世界を形成している。チェロのペクラールも良い仕事をしている。希少!!CALLIOPEの新企画である「女性と音楽」シリーズの一つで他にはフェリックス・メンデルスゾーンの姉のファニー・メンデルスゾーンがある。クララ・シューマン(1819- 1896)は敢えて紹介するまでもなく19世紀に活躍した女性ピアニストであり、また作曲家ロベルト・シューマンの妻としても広く知られている。ドイツのピアニストで19世紀において最も高名なピアニストであった。夫ロベルトの死後、クララがそれまでも親交が深かったヨハネス・ブラームスと恋愛関係になったという説が現代に至るまであるが、それを裏付けるものは全くない。現代においても、ヨーロッパ共通通貨ユーロに統合される前の、最後の100マルク紙幣にクララの肖像が使われていた。当時は女性が作曲家になることは世間に認められておらず、女性というだけで曲を正当に評価してもらえなかった。その為に37歳の頃に作曲をやめ、ピアニスト及びピアノ教師として生きることを決意する。彼女の作品を聴いたリストは「クララ・シューマンの作品は本当に驚くべきものです。特に女性としては。それらの中には、タールベルク(リストのライバル)の過去と現在のすべての幻想曲と比べてみても、100倍もの独創性と真の感受性があります」と述べている。クララ・シューマンの作品にまとまって触れる僅かなチャンスがこの「女性と音楽」シリーズである。
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