商品コード:1264-051n[MELODIYA] E.スヴェトラーノフ指揮ソビエト国立so. / チャイコフスキー:交響曲3番Op.29「ポーランド」
商品コード: 1264-051n
商品詳細:ロジェストヴェンスキーに先駆けてロシアで最初にチャイコフスキーの全曲録音を果たしたのはスヴェトラーノフ。1967年集中的に全曲を録音。古くはムラヴィンスキーの名演等、古く良い録音もあったがそれもDGG録音。本家本元のロシアで一人全集がなかった。スヴェトラーノフのチャイコフスキー、特に「悲愴」はムラヴィンスキー以外では最もロシア的なチャイコフスキーだろうか?メリハリのしっかりした、しかも目の詰まった密度の高い弦の音は魅力的。3番のMELODIYA単売は入荷希少盤。チャイコフスキー:交響曲全集の一つ。エフゲニー・スヴェトラーノフ(1928- 2002)はモスクワ生まれの指揮者。グネーシン音楽大学でニコライ・メトネルの弟子のマリア・グルヴィチャの下で学ぶ。その後で作曲をミハイル・グネーシンについて学ぶ。その後モスクワ音楽院に入学する。オペラ管弦楽指揮をアレクサンドル・ガウク、作曲をユーリ・シャポーリンについて学ぶ。1954年、音楽院第4学年の時からモスクワ放送交響楽団で指揮を開始する。1955年からボリショイ劇場の指揮者となり、1963~1965年には主任指揮者。1965年からソ連国立交響楽団(現ロシア国立交響楽団)首席指揮者に就任。1979年からロンドン交響楽団客演指揮者も務めた。スヴェトラーノフは、グリンカ以降の全てのロシア・ソビエト連邦の交響楽を録音するという念願をあと一歩で果たせなかったが、かなりの数のライブ録音やスタジオ録音に成功した。特に旧ソ連で最初の一人指揮者によるチャイコフスキーの交響曲全曲録音は出世作となった。メロディアの「ロシアン・シンフォニック・アンソロジー」他ロシア人の作曲家だけでアルバム数が100を超えた存在は、近年のロシアの財政難を考慮すると今後も出現することはないだろうとされる。
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