商品コード:1265-050b[PHILIPS] J.マルティノン指揮コンセール・ラムルーo. C.ヴォッザ(ca) / E.d.プエヨ(pf) / ファリャ:恋は魔術師, 交響的印象「スペインの庭の夜」

[ 1265-050b ] Eduardo Del Pueyo, Corinne Vozza, Orchestre Des Concerts Lamoureux, Jean Martinon – Noches En Los Jardines de España / El Amor Brujo


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商品コード: 1265-050b

作品名:ファリャ:バレエ音楽「恋は魔術師」(1925年版) | Pfと管弦楽のための交響的印象「スペインの庭の夜」
演奏者:J.マルティノン指揮コンセール・ラムルーo. C.ヴォッザ(ca)---(恋は魔術師)/E.d.プエヨ(pf)---(スペインの庭の夜)
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:A 00371 L
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---赤/銀Minigroove外溝, 外周3㎝の盛上り(カマボコ)あり, )Made in Franceの刻印, フラット重量, Price Code:Ⓐ, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:AA 371 1L D2 380 〼 /AA 371 2L D2 380 (ラウンド中文字スタンパー・仏PHILIPS旧タイプ), PHILIPSモノラル製造を示すAA***で始まりレコード番号の一部を含むフランス専用スタンパー使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 380は編集/カッティングマスターがC.I.D.I.S. Louviersで行われたことを示す(フランスのみ使用), 1950年代のスタンパーによる1959年頃製造分, フランスに旧番号存在せず, 赤/銀Minigroove狭内溝レーベル・フラット重量盤存在する(1956年分), フランスでこれより古いレーベル存在する, フランスでの最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, カッティング・マスター:C.I.D.I.S. Louviersの技師, PHILIPS音源の仏PHILIPS制作プレス, 工場:Société Phonographique Philips, フランスでの第2版, 2nd issue in Fr.
ジャケット:【フランスでの第2版】---折返表コートペラ, PHILIPS Minigroove □33 1/3, 表記されたジャケット番号:A 00371 L, Price Code:Microsillon Artistique Haute Fidélité, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:87, 当社入荷履歴上で最古裏年号/存在が確認された年号:57(フランスでは当ジャケットではない・旧タイプあり), 制作:Société Phonographique Française Polydor S.A., 印刷:F.Richter-Maitre-Imprimeur Paris, 同一デザインで折返両面半ツヤペラ(ジャケ裏57)が存在する, フランスでこれより古いタイプ存在する, フランスでの第2版, 2nd issue in Fr.
トピックス:1955年11月パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, オランダでの発売は不明→1960年頃S 04028 L(灰青/銀小Minigrooveレーベル・ナイフエッジ盤)にてリリース・A 00371 L番号が存在すると思われが未確認, フランスでは1956年仏PHILIPS:A 00371 L(赤/銀Minigroove狭内溝レーベル・フラット盤・折返両面半ツヤペラジャケット入り)にて初リリース→1959年頃同一番号・赤/銀Minigroove外溝カマボコレーベル・フラット重量盤・同一デザイン折返表コートペラジャケット入り(当盤)に変更される, これは1959年頃製造の第2版盤が同じころ製造の第2版ジャケット入りの第2版となる, 「恋は魔術師」ではスペイン人のアルト歌手コリンナ・ヴォッザ(a), 「スペインの庭の夜」ではスペイン人ピアニストのエドゥアルド・デル・プエヨを起用, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★

商品詳細:ジャン・マルティノン(1910-1976)はフランス・リヨン生まれ。パリ音楽院ではヴァイオリンを学び、ヴァンサン・ダンディ、アルベール・ルーセルに作曲、シャルル・ミュンシュとロジェ・デゾルミエールに指揮を師事。ヴァイオリン奏者として出発するが、指揮者に転身、パリ音楽院管弦楽団、ボルドー交響楽団、コンセール・ラムルー、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、デュッセルドルフ交響楽団などの首席指揮者などを歴任。1958年からはフリーランス。その後、1963年にはシカゴ交響楽団の音楽監督となるが、オーケストラとの相性は決して良くなかった。後年のインタビューで「アメリカでの苦渋に満ちた時代は思い出したくない」とコメントしているほどである。1968年からはフランス国立放送管弦楽団の音楽監督に就任し、フランス指揮界における重鎮として活躍したが、1976年3月1日、66歳という熟年期に他界した。録音では、フランスものの評価が高く、手兵のフランス国立管弦楽団を指揮したドビュッシーの管弦楽曲全集、サン=サーンスの交響曲全集、ベルリオーズの「幻想交響曲」(オーケストラは前身のフランス国立放送管弦楽団)、ラヴェル管弦楽曲全集(パリ管弦楽団)などが特に有名である。PHILIPSへの録音は1951年 - 1957年の間在任したコンセール・ラムルーo.との録音が殆どで全てモノラル録音である。1968-1974の間在任した、フランス国立管弦楽団首席指揮者・音楽監督時代にEMI系にステレオによる名演を残したが、PHILIPS時代のモノラルこそマルティノンの黄金時代といえる。PHILIPSの後は1963年頃~シカゴ交響楽団の音楽監督となった為RCAに移籍するがRCAには目立った録音はないのでPHILIPSのモノラル録音かEMIのステレオ録音の2種に大きく分かれる。ただしコンセール・ラムルーo.を退任した1957年から1962年の間はフリーランスをしており、この間にDECCAに数点の名演を残している。このDECCA録音での評価でマルティノンの国際的評価が上がったことは事実だろう。しかしPHILIPS時代には日本では殆ど知られておらず、マルケヴィチの前任者としてコンセール・ラムルーo.を振っていた時期の1950年代の音が聴ける貴重な音源である。マルティノンのラテン系作品には定評があり、スペイン人指揮者かと思うようなイベリア的な気分を盛上げる演奏がパリで行われたことが解かる演奏である。特にA面の「恋は魔術師」は聴きものである。スペイン人のアルト歌手コリンナ・ヴォッザの歌で気分は盛上る。B面「スペインの庭の夜」のピアノ独奏もスペイン人のエドゥアルド・デル・プエヨ( 1905- 1986)を起用。行き過ぎたスペイン情緒を適度に抑えた聴きやすさもマルティノンの手腕といえる。

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