商品コード:1265-019t[ETERNA] O.スウィトナー指揮ドレスデンsk. / モーツァルト:交響曲33番K.319, 音楽の冗談K.522
商品コード: 1265-019t
商品詳細:スウィトナーの交響曲のうち、K.319とK.522の2曲は特別に、モーツァルト・エディションに含まれなかった。但し、'67年にステレオもV字ステで発売されている(レア)。モノラルは'61年発売。この時期はモノラルが主体であり、モノラルで聴いて欲しい。スウィトナーの全集を集めておられる方は当然必要となる盤。'70年代ステレオ録音の少々過剰なエコー分は殆ど感じない。そして、スウィトナーが美質である。風が吹き抜けるような爽やかさは、かえって、このモノラルの方が自然で好ましく感じる。オトマール・スウィトナー (1922-2010)は東独ではなくオーストリア生まれ。1973年にN響の名誉指揮者に就任した為か日本人ファンは非常に多い。シュターツカペレと呼ばれる2つの楽団の指揮者として紹介されてきたからだろう。ベルリンとドレスデン。ドレスデン退団後に全集化された。この33番はそれ以前の録音。2010年ベルリンで亡くなった際にはNHKがドキュメンタリー番組を放送した。「古きよきドイツの伝統」等と書かれる事の多いスウィトナー。地味だがドイツ的な華やぎもある指揮者だと思う。ベルリンとドレスデンの2つのシュターツ・カペレのカペル・マイスターを経験した二人目の指揮者で旧東独には他にコンヴィチュニーしかいない。元々モーツァルト・エディションのための録音でなかった。交響曲33番K.319のみ最終的にモーツァルト・エディションに算入され826 683で再リリースされた。音楽の冗談・K.522はモーツァルト・エディションから漏れた。したがってK.522にEDレーベルは存在しない。スウィトナーが録音したモーツァルト交響曲の1961年頃の最初期録音。スウィトナーの中ではあまり知られていない録音である。
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