商品コード:1266-023n[MELODIYA] G.ロジェストヴェンスキー指揮ソビエト放送o. /cho. モスクワ学校少年cho. 他 / プロコフィエフ:オラトリオ「平和の守り」Op. 124
商品コード: 1266-023n
商品詳細:プロコフィエフ:オラトリオ「平和の守り」は晩年に病床の1950年に作曲されたオラトリオ作品。スターリン賞を得た。珍しい合唱作品で1918年のカンタータ『彼らは7人』、1939年にカンタータ『アレクサンドル・ネフスキー』 作品78以来の合唱曲となった。 オラトリオ「平和の守り」が録音されることは殆どなく、初めて目にする方が多いだろう。この最期の合唱曲は最も完成度が高く、プロコフィエフらしい不協和音が殆どなく平和をテーマにした曲である。二人のナレーターが度々登場しロシア語で俳優の様に言葉を挟む。不穏な空気感に包まれると今度は少年合唱が表れ、不思議な展開を見せる。難解な曲ではないが古典派のオラトリオとは一線を画する曲である。ロシア語の響きが効果を上げる曲なので、ロシア人指揮者以外録音はありえない。幸いにもG.ロジェストヴェンスキーが早い時期の1963年頃に録音してくれたお蔭で、MELODIYAではその後誰も録音していない。これがオラトリオ「平和の守り」の唯一の録音と考えて良いと思われる。大人の合唱団と少年合唱団があるべき場所で合唱を展開する。少年合唱の途中にボーイ・ソプラノのソロが加わり複雑な展開を見せる。大人の合唱団には.I.アルヒーポワ(ms)のソロも加わり、ソロ歌手と2つの合唱団、オーケストラが巧みに絡み合いながら複雑に展開していく。プロコフィエフの作曲センスの真骨頂が垣間見える素晴らしい晩年作品である。
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