商品コード:1268-056[COLUMBIA] A.ジョフロワ・ドゥショーム(cemb) / フランスCemb曲集/L.クープラン(10曲), シャンボニエール(6曲)

[ 1268-056 ] Antoine Geoffroy Dechaume, Louis Couperin, Jacques Champion de Chambonnières – Oeuvres pour Clavecin



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商品コード: 1268-056

作品名:L.クープラン:Prélude En Fa Majeur, Allemande, Courante, Sarabande, Gaillarde, Gigue, Chacone, Le Tombeau De Mr. De Blancrocher, La Piémontaise | Prélude En La Mineur, J.C.シャンボニエール:Pavane, Allemande, Courantes 1 Et 2, Sarabande, Gigue, Chacone
演奏者:A.ジョフロワ・ドゥショーム(cemb)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 1055
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---紺/銀音符段なし, 12時にLongue Durée □33 1/3 Microsillon, 6時にMade in France, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:33 FCX 1055, Rights Society:BIEM, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:XLX 1268 21B/XLX 1269 21B (ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループのCOLUMBIA系フランス録音モノラル製造を示すXLX ***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 244313/M6 244314 , 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, ラウンドタイプ2種併存のPathéプレス, 1960年代スタンパーによる1965年頃の製造分, 紺/銀音符内溝・フラット盤存在せず, 紺/銀音符段付レーベル・グルーヴガード厚手盤存在せず, 旧番号存在せず, これより古いレーベル存在せず, モノラル最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスは存在するか不明, ステレオ存在する, RIAAカーヴである, EMIグループのCOLUMBIA系フランス音源の仏COLUMBIA制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, フランスでのモノラル・オリジナル, original for mono in Fr.
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---棒付ボード(細目紙薄手・ツルツル表面), リブレット存在せず, 表記されたジャケット番号:FCX 1055/SAXF 1055, Price Code:Série de Luxe(記載なし) , 内ジャケに窓なし(窓付き存在せず), 背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris, 旧番号存在せず, デザイン不明, ペラタイプ存在せず, 棒付厚手ボード粗目タイプ存在せず, これより古いタイプは存在せず, フランスでのモノラル・オリジナル, original for mono in Fr.
トピックス:1964年頃パリでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1965年頃Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Parisによりコピーライト登録・同年仏COLUMBIAからモノラル:FCX 1055(当装丁)にて初リリース, 同年ステレオ:SAXF 1055(紺/銀音符段なしStéréoレーベル・グルーヴガード厚手盤・当デザインジャケット入り)にて初リリース, フランスでさえ珍しいルイ・クープラン(フランソワ・クープランの叔父)のクラヴサン曲集, これは初年度リリース分のモノラル録音, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:通常クープランと書けばそれはフランソワ・クープラン( 1668- 1733)を指す。これはルイ・クープラン(1626 - 1661年)でフランソワ・クープランの叔父にあたる作曲家。クープラン一族の中で最初に名声を得た作曲家である。二人は42歳離れており音楽も異なる。ルイ・クープランはバッハより59年早く生まれている。日本ではクープラン自体がさほど注目されることもないので、その叔父であるルイ・クープランについてはその関係性すら興味の対象外と推測される。ルイ・クープランは音楽家としての活動期間が僅か10年程ということもあり、作品を生前に出版することは無かったことも要因の一つだろう。クラヴサン作品とオルガン作品が中心である。そういう点でもルイ・クープランは初期フレンチバロック期の音楽家という認識で良いと思われる。ドイツ語圏のバロックとは全く世界感の異なる音楽である。フランソワ・クープランに次いで高名な音楽家である。23歳頃までの前半生についてはほとんど分かっていない。35歳で亡くなっており、フランソワ・クープランのような作品数はない。このLPで聴くルイ・クープランのクラヴサン曲がよく知られるフランソワ・クープランとはだいぶ異なる曲である点がよく解かる選曲と演奏になっており、ドイツ、英国のレーベルではまず録音されることがない曲であることを考慮して聴いていただければ幸いである。明るく華麗なフランソワ・クープランに比べ、そこまで明るさはなく渋い曲調が多いルイ・クープランと言える。チェンバロのアントワーヌ・ジェフロワ・ドゥショーム(1905-2000.・Antoine Geoffroy Dechaume)はパリ生まれの鍵盤奏者で音楽学者。1923年から1931年までパリ音楽院で学び、ウジェーヌ・ジグー(オルガン)とジョルジュ・コサード(作曲)に師事。1922 年から 1937 年までノートルダム大聖堂のオルガニストを務め、1937 年から 1939 年まではカーン大学ローワー・ノルマンディー校で教鞭を執った。その後、彼はポワチエ地方音楽院に勤務し、そこで高く評価されている古楽グループ、Collegium Musicae Antiquae を率いた。1962 年から退職するまで、パリのスコラ・カントルム大学の教授を務めた。尚、B面には別の作曲家ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール(1602-1672)のクラヴサン曲6曲が入る。彼は、フランスのクラヴサン楽派の創始者であると考えられている。 ルイ・クープランより更に古い時代のフレンチバロック最初期の雰囲気を知ることができる貴重な録音と言える。

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