[COLUMBIA] ハンガリーQt. / シューベルト:SQ15番Op.161

[ 1268-048b ] Schubert, Quatuor Hongrois ‎– Quator N° 15

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商品コード: 1268-048b

作品名:シューベルト:弦楽四重奏曲15番Op.161/第1楽章 Allegro molto moderato--第2楽章 Andante un poco moto-- | --第3楽章 Scherzo.Allegro vivace--第4楽章 Allegro assai
演奏者:ハンガリーQt./Z.セーケイ, A.モスコフスキー(vn)D.コルムザイ(va)V.パロタイ(vc)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 464
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:B : 棒は元々欠損していたので別の棒を使用・タイトルはコピーを付けた・遠目にはわからないレベル
キズ情報:B面6時冒頭に大3+中1回出るスレあり
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---紺/銀音符段付, 12時にLongue Durée □33 1/3 Microsillon, 6時にMade in France, 3時に33 1/3 Tours minule, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:33 FCX 464, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:XLX 434 21B/XLX 435 21B(ストレート小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), 英国COLUMBIA系フランス録音モノラル製造を示すXLX***で始まりレコード番号を含まないフランス式のフランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 208504/M6 208490 (M6 179031/M6 179018が存在する), 再補助マトリクス:パテキュラー(Patéculaire)はない, ストレートタイプ2種併存Pathéプレス, 1950年代のスタンパーによる1950年頃の製造分, Disque incassableロゴ付レーベル存在せず, 内溝レーベル・フラット盤存在する, フランスでこれより古いレーベル存在する, フランスでの最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する(21/21あり), ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(フラット盤はそうではない), 仏COLUMBIA音源の仏COLUMBIA制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi, Chatou , フランスでの第2版, 2nd issue in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル・タイプ】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), リブレット付, 内ジャケに窓付き(初期分), 表記されたジャケット番号:FCX 464, 背文字:あり(棒上に金色型押・黒クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris, カッサンドル工房のデザイン, 旧番号・旧デザイン存在せず, ペラタイプ存在せず, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル・タイプ, original type in Fr.
トピックス:1958年7月22日フランス南東部のコート・ダジュール・マントンで行われたマントン音楽祭でのモノラル録音, 録音詳細不明, 1958年Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Parisによりコピーライト登録・同年仏COLUMBIA:FCX 464(当装丁)にて初リリース→1960年頃同一番号・紺/銀音符段付レーベル・グルーヴガード厚手盤・当ジャケット入り(当盤), これは1960年リリースのフランスでの第2版だがここからRIAAカーヴになる, ハンガリーQt.はこのあと15番をステレオ録音している・2C 063-11308, 英国では1958年頃英COLUMBIA:33CX 1566で初リリース, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:最後の15番の録音は意外と少ない。少し厳しさを見せるこの時期のハンガリーQt.が、シューベルトの曲調に良く合っていて、1826年、シューベルトが亡くなる2年前の最晩年の作品の心象風景が写し出されているような気がする。初演は1850年。死後22年を経てウィーンにて行われた。生前に殆ど評価されることのなかったシューベルトの苦悩が込められた作品。やわな演奏では、その内部に踏み込んでいけない。模範的演奏の一つと思う。ハンガリーQt.はブダペスト・アカデミーで、ゾルタン・コダーイやイェネー・フバイに学んでいたメンバーであるシャーンドル・ヴェーグらによって、1934年に設立された団体。1935年にはデビューしている。ヴェーグは1940年にヴェーグ四重奏団を設立するために退団しているのでLP録音にはシャーンドル・ヴェーグが参加した録音は存在しない。1950年代のモノラル録音からは第1ヴァイオリン:ゾルターン・セーケイ、第2ヴァイオリン:アレキサンドレ・モシュコフスキ-、ヴィオラ:デネーシュ・コロムサイ、チェロ:ビルモシュ・パロタイの4人で行った物が多い。1956年にチェロがガブリエル・マジャールに交代するので曲によりチェロが2パターンあるが基本はこの4人である。この録音は1958年頃と思われ、チェロはガブリエル・マジャールである。いずれにしてもベートーヴェンの初回録音で見せた様な虚飾を排した率直で一途なスタイルである。この曲もベートーヴェンに準じたスタイル。一直線に曲への沈潜を見せストレートだが妥協なき深みのある表現。個人の名人芸も見せつつ、4人均質型の原型のような極めて緻密なアンサンブルである。強弱を巧みに使い曖昧な表情がない。1960年代中期頃からVOXへ移籍しメンバーも一部変わりステレオ期に入るとスタイルは大きく変わることになる。やや強い印象を受けるがモノラル期の充実した内声部が楽しめる録音の一つである。

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