[COLUMBIA] ハンガリーQt. / ハイドン:弦楽四重奏曲76番Op.76-2「五度」, 67番Op.64-5「ひばり」

[ 1268-045b ] Le Quatuor Hongrois Haydn No.76 No.67

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商品コード: 1268-045b

作品名:ハイドン:弦楽四重奏曲76番Op.76-2 Hob. III:76 「五度」 | 弦楽四重奏曲67番Op.64-5 Hob. III:63「ひばり」
演奏者:ハンガリーQt./Z.セーケイ, A.モスコフスキー(vn)D.コルムザイ(va)V.パロタイ(vc)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 465
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面12時に極小~小~極小32回出る面スレあり
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---紺/銀音符段付, 12時にLongue Durée □33 1/3 Microsillon, 6時にMade in France, 3時に33 1/3 Tours minule, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:33 FCX 465, Price Code:Ⓐ, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:XLX 436 21/XLX 437 21B (ストレート小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループCOLUMBIA系フランス録音のモノラル製造を示すXLX***で始まりレコード番号を含まないフランス型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 178533/M6 178638, 再補助マトリクス:パテキュラー(Patéculaire)はない, EMI系フランス型ストレート本体とストレートM6スタンパーと2種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーを用いた1959年頃の製造分, フランスに10"/旧番号存在せず, 紺/銀音符内溝フラット盤存在する, これより古いレーベル存在する, フランスでの最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在しないと思われる(フラット盤と同一), ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(フラット盤はそうではない), EMIグループCOLUMBIA系フランス音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場: Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでの第2版, 2nd issue in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル・タイプ】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), リブレット付き, 表記されたジャケット番号:FCX 465 Haute Fidélité, Price Code: Série de Luxe(記載なし), 背文字:あり(棒上に金色型押・黒クロス紙背景), 内ジャケ窓なし(窓付きあり), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris, カッサンドル工房のデザイン, 棒付以前のペラジャケット存在せず, 共通デザイン存在するが同時期と思われ廉価版である, フランスでこれより古いタイプ存在しないが内ジャケ窓付きがある, フランスでのオリジナルタイプ, original tyoe in Fr.
トピックス:1954年頃パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, フランスでは1956年頃Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Parisによりコピーライト登録・同年仏COLUMBIA:FCX 465にて初リリース→1959年頃同一番号(紺/銀音符段付レーベル・グルーヴガード厚手盤・棒付オリジナル・タイプジャケット入りの当装丁), 英国では1958年英COLUMBIA:33CX 1527(段付きGGレーベル)で初リリース, ステレオ存在しない, ハンガリーQt.の初期COLUMBIAへのハイドンのモノラル録音はこれ1枚だけと思われる, これはフランスでの初年度リリース分のオリジナル, フラット盤は多くない, ひばりは1966年VOXに再録音している, これは第2版につき安価としたがここからRIAAカーヴとなる, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ハンガリーQt.は何をやっても少々渋すぎて、音色が硬くなる傾向があるが、そこがこの団体の良いところでもあり、音楽の明と暗の対比が実にはっきりしている。暗の方は、非常に深刻な印象があるが、実にあっさりと明の方へスイッチが切り替わるように入れ替わる。しかし、この力強い演奏は本当に圧倒される。安価な装置のステレオの針でも、最もモノラルらしい強烈な再生音が得られる。パンチのきいた再生音だ。カッサンドル工房の見事なジャケ。COLUMBIAへのモノラル録音はこれ1枚だけと思われる。その後VOXに移籍して複数枚の録音を残している。ハイドンは旧ハンガリー王国領の生まれであり、西部ハンガリー有数の大貴族、エステルハージ家に仕えていたこともありハンガリーQt.にとっては自国の音楽とも言える間柄である。早い時期から有名曲は録音していた。これは1957年の録音である。ハンガリーQt.はブダペスト・アカデミーで、ゾルタン・コダーイやイェネー・フバイに学んでいたメンバーであるシャーンドル・ヴェーグらによって、1934年に設立された団体。1935年にはデビューしている。ヴェーグは1940年にヴェーグ四重奏団を設立するために退団しているのでLP録音にはシャーンドル・ヴェーグが参加した録音は存在しない。1950年代のモノラル録音からは第1ヴァイオリン:ゾルターン・セーケイ、第2ヴァイオリン:アレキサンドレ・モシュコフスキ-、ヴィオラ:デネーシュ・コロムサイ、チェロ:ビルモシュ・パロタイの4人で行った物が多い。1956年にチェロがガブリエル・マジャールの交代するので曲によりチェロが2パターンあるが基本はこの4人である。この録音は1954年頃と思われ、チェロはビルモシュ・パロタイである。いずれにしてもベートーヴェンの初回録音で見せ多様な虚飾を排した率直で一途なスタイルである。美しく演奏を心がけるより、一直線に曲への沈潜を見せる。個人の名人芸も見せつつ、4人均質型の原型のような極めて緻密なアンサンブルである。強弱を巧みに使いうるさい演奏をしない所に好感が持てる。1960年代中期頃からVOXへ移籍しメンバーも一部変わりステレオ期に入るとスタイルは大きく変わることになる。モノラル期の充実した内声部が楽しめる録音の一つである。

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