商品コード:1269-021p[DECCA] L.マゼール指揮ウィーンpo. 他 / コレクターズ・シリーズ・「ロリン・マゼール・DECCA」全15点15枚バラセット
商品コード: 1269-021p
商品詳細:フランス人コレクターが個人として40年に亘って収集した演奏家別のコレクションをそのまま「コレクターズ・シリーズ」としてセットで出すことにした。当社では初の試みとなる。長年かけた厖大な時間はお金には換算できない。また縁あって集まったコレクションを散逸させず後世に受け継ぐことも国を跨いだ文化継承になるだろう。レーベルは複数にまたがり、オリジナル盤だけとは限らない、また意に沿わない国の盤が混じることもある。それらをご承知の上でご検討いただけると幸いである。基本バラセットである。今回は「ロリン・マゼール・DECCA」。ロリン・マゼール( 1930 - 2014)はフランス生まれで米国の指揮者。生後ほどなくしてアメリカに一家で移住し、5歳の頃からヴァイオリンを、7歳の頃から指揮の勉強を始めるが、天才振りを発揮したのは主に指揮の方面であった。8歳の時にニューヨーク・フィルハーモニックを指揮して指揮者デビューを飾り、以後9歳でレオポルド・ストコフスキーの招きでフィラデルフィア管弦楽団を指揮、11歳でアルトゥーロ・トスカニーニに認められNBC交響楽団の夏季のコンサートを指揮した。10代半ばまでには全米のほとんどのメジャー・オーケストラの指揮台に上がっている。1965年にはベルリン・ドイツ・オペラとベルリン放送交響楽団の音楽監督に就任(フリッチャイの後任)。1957年27歳にしてDGGで録音を開始、1962年まで籍を置きシューベルト:交響曲全集、ベートーヴェン交響曲5/6番など歴史に残る録音を残した。その後EMI、DECCA、PHILIPSとメジャーレーベルを席巻してゆくことになる。DECCA時代はDGGでの契約が終了した、1962年頃から始まる。専属契約ではなく当時EMIなどにも録音があり、複数のレーベルと契約していたと思われる。1960年代はマゼールの名が世界的な名声を得た時期であり、怒涛のごとく録音を連発した。DECCAではチャイコフスキー、シベリウスなどDECCAでも初となる一人指揮者による全集録音を任され、ウィーンpo.と共演するなど、歴史にその名を刻んでゆく充実の時期である。ここではDECCAレーベルに絞ってお届けする。
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