[DECCA] K.ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内o. 他 / コレクターズ・シリーズ・「カール・ミュンヒンガー・DECCA」全21点22枚バラセット
商品コード: 1269-017p
商品詳細:フランス人コレクターが個人として40年に亘って収集した演奏家別のコレクションをそのまま「コレクターズ・シリーズ」としてセットで出すことにした。当社では初の試みとなる。長年かけた厖大な時間はお金には換算できない。また縁あって集まったコレクションを散逸させず後世に受け継ぐことも国を跨いだ文化継承になるだろう。レーベルは複数にまたがり、オリジナル盤だけとは限らない、また意に沿わない国の盤が混じることもある。それらをご承知の上でご検討いただけると幸いである。基本バラセットである。今回は「カール・ミュンヒンガー・DECCA」。カール・ミュンヒンガー( 1915- 1990)はドイツのシュトゥットガルト生まれ。シュトゥットガルト大学に進み、6年間の学生生活の傍ら、シュトゥットガルト教会のオルガニストと合唱指揮者を務めた。また、ヴァイオリン、ピアノ、オルガンの個人指導も行った。その後ミュンヒンガーはライプツィヒに渡り、自分で学費を稼ぎながら指揮者ヘルマン・アーベントロートに師事した。アーベントロートが指揮をしていたライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を指揮する機会もあったが、「ピアノを使わずにスコアの音像を把握せよ」という師の要求には苦労したと語っている。尚、アーベントロートの他にも、指揮者のヴィルヘルム・フルトヴェングラーやクレメンス・クラウスに影響を受けた。1945年、音楽好きの医者の助力を得ながらシュトゥットガルト室内管弦楽団を設立した。イタリアのイ・ムジチ合奏団とともに第二次世界大戦後のバロック音楽ブームの火付け役であるとされている。1956年には西ドイツ政府の音楽使節として訪日し、読売新聞社が主宰する、ドイツ大使館が後援した全国ツアーで日本各地を訪れたことで日本で認知度が高い。1950年代後期からDECCAの意向でウィーンpo.との共演が多くなる。1970年代に入ってもミュンヒンガーは精力的に活動し、DECCAのSXLシリーズにかなりの数の録音を残した。今回はDECCAレーベルに絞ったセットとした。
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