商品コード:1271-049n[MELODIYA] D.バシュキーロフ(pf) / シューマン:6つの間奏曲Op.4, ロマンス, ショパン, リスト, スクリャービン, ラフマニノフ
商品コード: 1271-049n
商品詳細:ピアニスト、ドミトリー・バシシュキーロフ(1931-2021)はグルジア・チフリス出身。娘のピアニストのエレーナ・バシュキロワはD.バレンボイムの後妻。モスクワ音楽院にてゴリデンヴェイゼルに師事。1955年開催のロン=ティボー国際コンクール・ピアノ部門にて最高位(一位なしの二位をフランスのベルナール・リンガイセンと分け合う)。以後、第一線のピアニストとして活躍し、1968年にロシア功労芸術家の称号、1990年にロシア人民芸術家の称号を得ている。I.ベズロードヌイ(vn)M.ホミツェル(vc)とPfトリオを組み多くの録音を残した。弟子にアレクセーエフやデミジェンコがいる。ソロ録音は意外に少ない。バシュキーロフはその録音時期が早い為に、ユーディナやスフロニツキーなどのモノラル組と開祖から見て孫弟子であるステレオ世代の中間に当たり、どちらのファンからも取り残されたような立ち位置にある。その為彼のソロ録音が注目されたためしはないが教育者としては有名な教師であり、録音はオケを伴う協奏曲が多い。1960年代に協奏曲を録音できたピアニストは一握りであり、実力抜きにあり得ない。色とりどりの小品はEMIからも出ているほどの実力派。マリーニンと似たような境遇といえる。オーソドックスで強靭な基本的打鍵を持つ。奇をてらわない表現は地味ではあるが強固な構築力を持ったピアノ。ソロ録音は意外に少ない。中でもこの1枚は当社初入荷の希少タイトル。A面にシューマン、B面にショパン、リスト、スクリャービン、ラフマニノフと多彩な選曲の珍しい1枚である。技巧とエンターティナーとの両方を兼ね備えた旧ソ連きっての大物の一人。2021年没。
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