[MERCURY] B.ジャニス(pf) K.コンドラシン指揮モスクワpo. / Pf協奏曲集/プロコフィエフ:3番Op.26, ラフマニノフ:1番Op.1

[ 1274-064c ] Byron Janis - Prokofiev - Rachmaninoff - Kyril Kondrashin - Moscow Philharmonic Orchestra ‎– Piano Concertos No. 3 / No. 1

通常価格:¥ 2,750 税込

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商品コード: 1274-064c

作品名:プロコフィエフ:Pf協奏曲3番Op.26 | ラフマニノフ:Pf協奏曲1番Op.1
演奏者:B.ジャニス(pf)K.コンドラシン指揮モスクワpo.
プレス国:フランス, France
レーベル:MERCURY
レコード番号:130 525 MLY
M/S:ステレオ, stereo (Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・第2版?】----赤白/銀4本線センター白, 外周5mmの低い土手, 枠内3時に銀色でMade in France, 33 1/3 Gravure Universelle, Trésors Classiques, グルーヴガード厚手, Price Code:Ⓐ , Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:MER AA 130 525 1Y 380/MER AA 130 525 2Y D3 380 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), MERCURY音源のPHILIPS製造を示すMER AA***で始まりレコード番号を含むフランス型専用スタンパー使用, 380は編集/カッティングマスター:C.I.D.I.S. Louviersを示す, 補助マトリクス:B3/A17, 再補助マトリクス:なし, 1960年代のスタンパーによる1967年頃製造分, 旧番号存在せず, フランスでHI-FI STEREOレーベル存在せず, 赤/銀3本線2重内溝レーベルの存在する(外溝レーベル存在するか不明), フランスでこれより古いステレオレーベル存在する, フランスでのステレオ最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, フランスにモノラル存在する, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:C.I.D.I.S. Louviers.の技師, MERCURY音源の仏MERCURY制作仏PHILIPSプレス, 工場:Société Phonographique Philips, フランスでのステレオ・2版と思われる, 2nd issue for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・第2版?】----三方開両面厚紙背黒布貼, Gravure Universelle Collection Trésors Classiques, レコードホルダーに蓋つき(PHILIPSの型押付き), 表記されたジャケット番号:130..525 MLY, Price Code:なし, 背文字:あり(金色型押・緑布背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットではない・旧タイプあり), 製作:Société Phonographique Française Polydor S.A, 印刷: Imprimerie S.P.P. Pairs, 上部にLiving Presence STEREO 35 MMが表記されたタイプ存在する, フランスでこれより古いステレオタイプ存在する, フランスでのステレオ・2版?, 2nd issue for stereo in Fr.
トピックス:1962年6月モスクワでのモノラル/ステレオ録音, MELODIYA=MERCURY共同制作の35mmフィルム録音, 録音技師:Robert Eberenz, プロデューサー:Wilma Cozart / Harold Lawrence, 録音監督:Wilma Cozart, 編集/カッティングマスター:George Piros, 米国では1962年Mercury Record Productions, Inc.によりコピーライト登録・同年MERCURY: MG 50300/SR 90300(アズキ/銀浅中溝レーベル・厚紙ジャッケット入り)にて初リリース, フランスでは1963年仏MERCURY:120 525 MLL/130 525 MLY(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分のステレオ・オリジナルと思われる(外溝レーベル存在しないと100%断言できない)→1967年頃同一番号・赤白/銀4本線センター白レーベル・グルーヴガード厚手盤・三方開両面厚紙背黒布貼ジャッケット入り(当盤), オランダでは1964年頃蘭MERCURY:130525MCY?/130 525 MGYにて初リリース, フランスプレスは仏PHILIPSにて製造の為音質は良い, 35mmフィルム録音でステレオ・オーディオファイルLP, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★+, これは1967年頃発売のフランスでのステレオ第2版と思われる, ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番:1961年6月 ロンドン ワトフォードタウンホールにて, ラフマニノフ :ピアノ協奏曲第2番:1962年ミネアポリスにて録音あり

商品詳細:通常は映画などに使われる最高クオリティの35㎜マグネチックフィルム使用のオーディオファイル欧州プレス。映像用の材料なので非常に高価で録音だけに使われることは殆どない贅沢な方法である。この為、音質は抜群に良く、欧州プレスの音楽性の高さと、音質の両立という偉業に、改めて感心する次第だ。ここには、マーキュリー特有のどぎつい、人を驚かせる音は無く、曲の為の高音質再生がある。B.ジャニスは、こういった曲をやらせると天下一品で、まったくサマになる。自信にあふれたソロの一音一音が、エネルギーを帯びて飛んでくる。オケとの一体感も素晴らしく、欧州プレスなら、存分に楽しめる。バイロン・ジャニス(1928-)は東欧系ユダヤ人として、アメリカ・ペンシルバニアに生まれる。8歳の時に初めてのリサイタルを行い、それがロシア出身の名ピアニストのヨーゼフ・レヴィンと夫人ロジーナ・レヴィンの知るところとなり、夫妻のもとで2年間にわたってレッスンを受け、その後レヴィンの助手をしていたアナディール・マーカスに師事し、ジュリアード音楽院に進む。1944年、ジャニスが16才の時にピッツバーグで幼いときからの友人であったロリン・マゼールの指揮でラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏した。マーカスは語る。「このとき、すでにジャニスはロマン派の音楽に対する豊かな想像力と卓抜な解釈を持っていた」と。すでに若い有望なピアニストであったジャニスに大きな幸運がこの時訪れている。コンサートを聴いていたウラディミール・ホロヴィッツが楽屋のジャニスを訪ね、「君のピアノには閃きがある」と語り、「ニューヨークに来たら、電話をしてくれ。是非レッスンをしてあげたい。」と申し出たのだ。そして四年にわたってジャニスはホロヴィッツのレッスンを受けることとなった。ホロヴィッツの3人の弟子の1人として学ぶことになる。1958年にヴァン・クライバーンが第1回チャイコフスキー国際コンクールで優勝をさらうと、米ソの芸術における雪解けムードが高まる。そのような時期の1960年バイロン・ジャニスは最初のアメリカ人として当時のソ連に派遣され、モスクワ公演を行った。これは驚異的なまでの成功を収め、米ソ交流の架け橋となる。この録音もそれが縁で実現。彼はラフマニノフを得手としていて、優れた技巧はこれらの曲の表現に欠かせない。モノラルで彼のピアニズムがはっきり解る。ダイナミズム、そして正確無比、一切の妥協と曖昧さのないピアノは超人的!独奏曲ではとりわけショパンの演奏で、また協奏曲ではラフマニノフやプロコフィエフの演奏が知られている。この録音は1962年6月にMERCURY社が旧ソ連に機材一式を持ち込んで現地録音した名録音である。モスクワ公演の成功が呼び込んだ米ソ共同製作となった。1960年代はじめ、彼は、ヴァン・クライバーンと並ぶアメリカのスターとなった。1962年の録音時には二度目のモスクワ公演を行った。旧ソ連でもヴァン・クライバーンに続きバイロン・ジャニスのフィーバーが起こった。米国ではホロヴィッツと並ぶセンセーショナルなピアニストであった。これはそのモスクワ録音である。MERCURYとしては初の試みで同じ時にリストのピアノ協奏曲第1番をキリル・コンドラシン指揮モスクワ・フィルハーモニーと共演し、第2番をゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮モスクワ放送交響楽団とマーキュリー・レーベルに録音している(1962年6月12・14・16日)。ヴァン・クライバーンはチャイコフスキーで、バイロン・ジャニスはラフマニノフとプロコフィエフで世界を席巻した時代の色褪せることのない記録である!

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