商品コード:1274-059[MERCURY] R.プヤーナ(cemb) / Cemb音楽の黄金時代/L.クープラン, バッハ, ブル, バード, フィリップス, スカルラッティ, 他全15曲
商品コード: 1274-059
商品詳細:世界中に、Mercuryのファンは多いらしい。特にステレオSRシリーズは根強い人気があるようだ。年代的に考えれば、新しく出現したステレオの効果をより強く印象付けるには、優れた録音なのだろう。現代に比べれば、家庭における再生装置は貧弱であった。今、万全な装置で聴けば、全てが良いとは言えないが、迫力を求めたい方には打ってつけ。Cembソロの音は大変強いが、広い部屋でも、隅々にまで行きわたる。硬質なCembがお好きな方にはぴったり。ラファエル・プヤーナ( 1931 2013)はコロンビア出身のチェンバロ奏者。13歳でボゴタのコロン劇場でデビューを果たす。16歳で渡米し、ボストンのニューイングランド音楽院でピアノの研鑚を続ける。その後ベルリンに留学してチェンバロをワンダ・ランドフスカに、パリに留学して作曲をナディア・ブーランジェに師事。1957年にニューヨークで、1966年にロンドンでデビューし、ユーディ・メニューインやレオポルド・ストコフスキー、アンドレス・セゴビアらと共演を行う。フェデリコ・モンポウやシャビエ・モンサルバーチェらの作曲家から作品を献呈されており、中でも後者の《アルバイシン協奏曲》が有名。チェンバロ教師として、クリストファー・ホグウッドらを門下に擁している。オリジナルのチェンバロの蒐集家としても著名で、そのレプリカを造ってきた。当時MERCURYではチェンバロ部門の看板奏者としてプヤーナを起用していた。楽器は今でいうモダン・チェンバロであるが、ランドフスカの意思を汲む奏者として、米国では絶大な人気を博していた。
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