商品コード:1277-060n[MELODIYA] J.リル(pf) R.バルシャイ指揮モスクワ室内o. / 1970年チャイコフスキー・コンクール/ベートーヴェン, バッハ, モーツァルト
商品コード: 1277-060n
商品詳細:ジョン・リル(1944年-)は英国出身のピアニスト。1970年第4回チャイコフスキー・コンクールでロシアのウラジミール・クライネフと一位を分け合った。これはモスクワでの優勝記念録音。リルにとって唯一で最初のロシア録音となった。選曲は全くロシアに関係ないものの、王者の貫禄を見せつける内容。もう一人の優勝者がロシア作品を録音しただろう。英国に戻り、ベートーヴェンのPfソナタ全集を完成させた。B面のバッハの平均律が意外性とその上手さで印象に残る。尚この録音はでSM 02067/8のA/B面連番でベートーヴェン:Pf協奏曲2番Op.19/ベートーヴェン:Pfソナタ28番の入るヴァージョンとCM 02067/03198のA/B面が飛び番号のベートーヴェン:Pf協奏曲2番Op.19/バッハ:平均律クラヴィーア第2巻~14番B.883/モーツァルト:Pfソナタ17番K.576の3曲入りの2種が用意されている。ジョン・リルは、9歳で初リサイタル、14歳でベートーヴェンのピアノ曲の全曲公演を行い、18歳でラフマニノフのピアノ協奏曲第3番をボールト指揮で演奏、26歳でチャイコフスキー国際コンクールで優勝を果たした(当録音)。27歳で王立音楽院の歴代最年少教授に任命、以後、世界的な規模で演奏活動を行い、日本でも1971年の初来日以降、何度も演奏会を開いている。1970年のチャイコフスキー・コンクール優勝の際の本選ライヴ録音では ブラームス:ピアノ協奏曲第2番を演奏した。それはDGG:2530 111とMELODIYA:SM 02033で聴くことができる。リルはその後、英国レーベルASVと契約し、ベートーヴェンピアノ・ソナタ全集を録音している。日本でも人気のピアニスト。
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