[La Voix De Son Maître] G.スゼー(br) D.ボールドウィン(pf) / ドビュッシー:歌曲集 全18曲

[ 1277-049 ] Debussy, Gérard Souzay, Dalton Baldwin – Mélodies

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商品コード: 1277-049

作品名:ドビュッシー:歌曲集/マンドリン, 美しき夕暮れ, 忘れられたアリエッタ~第4曲 木馬, ~第5曲 グリーン, シャルル・ボードレールの5つの詩 - 第3曲 噴水, 3つのメロディ~第1曲 海はさらに美しく, ~第3曲 垣根のつらなり, 艶なる宴 第2集~第1曲 無邪気な人たち, ~第2曲 牧神, ~第3曲 感傷的な対話 | フランスの3つの歌~ 第1曲 ロンデル I 「時は脱ぎけりその衣を」, ~第3曲 ロンデル II 「喜びが死んでしまったゆえ」, フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード(全3曲)--1.恋人に与えるバラード--2.聖母に祈るために, 母の要請によって作られたヴィヨンのバラード--3.パリ女のバラード, 二人の恋人の散歩道(全3曲)--1.この暗い洞窟のほとり-- 2.愛するクリメーヌよ、私の言う通りにしておくれ-- 3.私は震える
演奏者:G.スゼー(br)D.ボールドウィン(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:2C 065-12049
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---カラー切手ニッパー・12時に白字でSTEREO MONO, 6時に□EMI Made in France by Pathé Marconi, 表記されたレコード番号:2C 065-12.049, Price Code:なし, グルーヴガード厚手, Rights Society:SACEM, (P)1972, スタンパー/マトリクス:12049 A 21C/12049 B 21C (ラウンド小文字スタンパー・Pathéタイプ), フランス・Pathéステレオ製造を示すレコード番号の下5桁で時まるフランス型専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 285465/M6 285466, 再補助マトリクス:なし・パテキュラーはない, ラウンドタイプ2種併存のPathéプレス, 旧番号存在せず, 旧番号に赤白SCニッパーレーベル存在せず, 1970年代スタンパーを用いた1972年頃の製造分, これより古いレーベルは存在せず, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループ・フランス音源のLa Voix De Son Maître制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでの第2版】---表コートペラ, 10時に □ EMI □La Voix De Son Maître □STEREO, 表記されたジャケット番号:2C 065-12049, Price Code:Ⓐ, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris , 印刷:IDN - Made in France "Luxétui" - Breveté S.G.D.G.., 旧番号/旧デザイン存在せず, これより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1971年パリでのステレオ録音, 録音詳細不明, 1972年Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Parisによりコピーライト登録・同年La Voix De Son Maître:2C 065-12049(当装丁)にて初リリース, これは初入荷の初年度リリース分・シングル・オリジナル, この後E.アーメリング/M.コマンド/M.メスプレの3人が別のドビュッシー:歌曲を1977年/1978年/1979年に録音し1980年に2C 165-16371-4(赤EMIニッパー・4枚組箱入り)にてリリース, 他3枚に単売があるか不明だがスゼーの単売は初入荷となる希少タイトル, EMIのドビュッシー:歌曲全集録音で最初の録音, G.スゼー(br)D.ボールドウィン(pf)は1961年に似たような内容のドビュッシー:歌曲集(23曲)をDGGに録音し1962年頃DGG:18 758 LPM/138 758 SLPMでリリースされた・全く同じ内容ではない, 箱は赤EMIニッパーなので単売は2世代前のレーベルとなり音質差はあると思われる, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:G.スゼー(br)D.ボールドウィン(pf)のドビュッシー:歌曲集といえば1961年DGGに録音したLPが有名。これは1971年のEMIヘの別録音である。重複する曲もあるが全て同じではなく、当LPで初録音となる曲も多い。この後E.アーメリング、M.コマンド、M.メスプレの3人が別のドビュッシー:歌曲を1977年/1978年/1979年に録音し、1980年に2C 165-16371-4(赤EMIニッパー・4枚組箱入り)にてリリース、ドビュッシー:歌曲全集としてLa Voix De Son Maîtreが完成させた。録音年代には開きがあり、スゼーだけ1971年という早い録音で当初歌曲全集の予定はなかったのではないかと思われる。その後の3枚には単売はないのではないかと思われる。ジェラール・スゼー( 1918– 2004)はフランス・アンジェの生まれ。カミーユ・モラーヌ( 1911 - 2010)と7歳違いだが、モノラル期で引退したモラーヌと異なり、スゼーは長い録音歴を持つ。重鎮ピエール・ベルナック(1899 - 1979)より一世代後のバリトン歌手である。フランス語での、より正確な読み方はジェラール・スゼだが、これまでの慣習に従ってスゼーで統一する。パリ音楽院でクレール・クロワザとジャン=エミール・ヴァンニ=マルクーに師事する。テノールとして歌手活動を始めるが、1943年に著名なオペラ歌手アンリ・エシュヴェリーの助言を容れて、バリトンに転向した。1945年より公的な演奏会に出演を始める。1954年以降は新たにアメリカ人ピアニストのダルトン・ボールドウィンを迎え、生涯にわたる協力関係を築いた。1960年以降はほとんどオペラに出演せず、代わりにリサイタルで活動を続け、1980年代後半に引退した。1944年のSP録音に始まり、1950年代初めにDECCAと契約を結ぶ。その後はPHILIPSやEMIとも契約している。スゼーの録音のディスコグラフィは約750点にものぼる。フォーレやプーランクの歌曲全集の録音にも参加した。栄えあるディスク・グランプリ(Grand Prix du Disque)には3度選ばれており、そのうちの1つがラヴェル歌曲集であった。スゼーはドイツ・リートも歌うが、やはりフランス歌曲が白眉といえる。ドイツ最大のバリトンであるディートリヒ・フィッシャー=ディースカウとは声質、レパートリーなどがまるで異なる。スゼーが亡くなった時、英国紙「デイリー・テレグラフ」は、最も偉大なリリック・バリトンという称号をディートリヒ・フィッシャー=ディースカウと争えるのは、同世代ではスゼーだと述べている。リリックバリトンは、バリトンの中では最も軽めの性質を持ったバリトン。ディースカウはリリック・バリトンとされるが違和感を持つ方は多いだろう。不思議なことにフランス人バリトンはみな甘い声質である。ドイツでは甘い声質のバリトンはヘルマン・プライくらいだろう。それでもスゼーとは比較出来ないほど違いがある。スゼーはこの美声を1970年頃まで保ち、多くの録音を残した。フランス歌曲でステレオ期に唯一聴ける男声歌手ではないだろうか。

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