商品コード:1278-037[ERATO] J.F.パイヤール指揮ジャン・フランソワ・パイヤール室内o. M.アンドレ(tp) / 「空想の音楽会Vol.7」ドゥラランド:国王の晩餐のためのサンフォニー集
商品コード: 1278-037
商品詳細:ミシェル=リシャール・ドラランド(1657 - 1726)、単にド・ラランド/ドラランドは、フランス・バロック音楽の作曲家で、フランス宮廷オルガニスト。ジャン=バティスト・リュリやフランソワ・クープランと同時代に、太陽王の宮廷音楽家として活躍。ルイ14世の王女の音楽教師を務め、1714年から没年まで王室礼拝堂の楽長を務めた。作曲家としては多作家で、バレエ音楽や宮廷音楽も作曲しているが、とりわけ《王宮のためのサンフォニー Simphonies pour les Soupers du Roy 》と呼ばれる一連のファンファーレの作曲で有名である。いわゆる「ベルサイユ楽派」を代表する大作曲家でモテットの発展に寄与した。リュリ亡き後の宮廷音楽界に君臨した。国王の礼拝のために,独唱,重唱,合唱,管弦楽による約70曲のモテット(グラン・モテ)を残した。彼の本領はオペラ・バレエopéra‐balletにあるといわれる。サンフォニーとはフランス語でシンフォニーと同じだが、日本で使われる場合は、バロックのフランスで作曲された範囲としての限定された意味であると思われる。フランス人はベートーヴェンの交響曲もサンフォニーと発音するが、日本で敢えてサンフォニーと表記する場合には上記の意味となる。フランスの作曲家でサンフォニーは限られた作曲家しか書いていない。ドラランドはその代表格といえる。ロマン派のシンフォニーとは全く異なるファンファーレを主体とする管楽合奏または管弦楽合奏である。時代的にみれば当然であると理解させるだろう。17、8世紀のフランス音楽の主流をなした作曲家たちが「ベルサイユ楽派」である。活動の中心がベルサイユ宮殿であったため、この名称が与えられた。ドラランドは同宮殿の野外演奏を担っており、音量の大きなファンファーレが中心となった。これはERATOの全30巻からなる、空想の音楽会シリーズのVol.7「ヴェルサイユ宮・宮苑運河における野外音楽会」にあたる。尚ERATOのステレオであるSTE***シリーズは高音質ではあるがDECCAのSXLシリーズとは根本思想が異なるので理解された上でご購入されたい。全てのSTE***シリーズにいえる事であり音質の前に音楽があることを熟知しているフランスの良心でもある。
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