商品コード:1278-036[ERATO] パリ・バロックEns./ J.P.ランパル(fl) P.ピエルロ(ob) R.ジャンドル(vn) P.オンニュ(fg) R.ヴェイロン・ラクロワ(cemb) / ヴィヴァルディ:協奏曲(4曲), Fgソナタ, Obソナタ
商品コード: 1278-036
商品詳細:ランパル、ピエルロ達5人で構成されるパリ・バロックEns.は、特にバロック期の室内楽や協奏曲で活躍していた。収録曲は協奏曲4曲、ソナタ2曲だが、5名というユニットなので協奏曲もソナタに近い小構成となる。曲により使用楽器が異なるので、必要に応じて参加している。ヴィヴァルディの曲を聴こうというよりは、当時トップレベルのユニットによる器楽アンサンブルの妙を楽しんでいただければよい。リラックスして最高レベルの器楽演奏に出会える。STEの音は見事。今回は残念ながら曲名の特定には至らず、曲目表記の日本語訳にとどまった。残念な気分である。比較的優秀な日本のジャケットもまったく同様でRV.番号、またはパンシェル番号が書かれたものは全くない。ヴィヴァルデイは似たような曲が多すぎることと、録音時に編曲が多く、必ずしも調性がオリジナルではないことが多く、今回の1枚をヒアリングで特定するのは限界を感じた。CDの唯一のメリットは曲目がはっきりしてる事だろう。パリ・バロック・アンサンブルのメンバーはJ.P.ランパル(fl)P.ピエルロ(ob)R.ジャンドル(vn)P.オンニュ(fg)R.ヴェイロン・ラクロワ(cemb)の5人で非常に多くの録音を行っている。ERATOのバロック録音は執念にも近いものを感じる。ここまで真剣だったのなら、せめて曲名をRV.番号、またはパンシェル番号で記載してほしかったと感じるのは私だけではないだろう。演奏が良いだけに尚更残念である。尚ERATOのステレオであるSTE***シリーズは高音質ではあるがDECCAのSXLシリーズとは根本思想が異なるので理解された上でご購入されたい。全てのSTE***シリーズにいえる事であり音質の前に音楽があることを熟知しているフランスの良心でもある。
ランパルの在庫一覧へ