[Le Club Français Du Disque] G.ヴァント指揮ケルン・ギュルツェニヒso. / バルトーク:弦楽器・打楽器・チェレスタのための音楽, 弦楽のためのディヴェルティメント
商品コード: 1281-047p
商品詳細:G.ヴァントの極めて珍しい録音。2曲ともバルトークの代表作であり、現代曲の名作でもある。ヴァントはこの室内楽で演奏される事が多い曲をオリジナルのオケで演奏。ディヴェルティメントは、その3年後の1939年の作品。バルトークがアメリカ亡命の途上、スイスの山小屋にて作曲された。第二次大戦前夜の緊迫感が織り込まれている。どちらもギュンター・ヴァントというフィルターを通すことで、素直に優しく聴くことが出来る。ステレオは超希少。ギュンター・ヴァント(1912-2002)は1946年にケルン市音楽総監督に就任し、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団を率いていた。Le Club Français Du Disqueにおけるドイツ系作品の看板指揮者として多くの録音を行った。但しギュンター・ヴァントのLe Club Français Du Disque時代である1950-60年代は日本ではほぼ無名の指揮者である。注目され始めたのは1970年代ハルモニア・ムンディへのブルックナー:交響曲全集からだろう。そして遡ってみれば、Le Club Français Du Disqueに多くの録音があったという経緯である。日本ではLe Club Français Du Disqueなるレーベル自体が未知のレーベルであり、致し方ないと思われる。一見そっけないように感じられるこの時代の演奏は自然体という言葉がぴったりくる。ヴァントはスタイルがあまり変わらないことで知られる指揮者である。確かにそれは正しいだろう。実際1990年代の方が元気が良いくらいに感じられる程度である。そして多くの方にとってはLe Club Français Du Disque時代は謎に満ちた時期だろう。当時としてはあまり目立たない大人しい演奏に注力している、珍しいタイプの指揮者であったことがわかる。ベートーヴェンやブラームスの交響曲、管弦楽を得意とし録音も多いが、バルトークは唯一の録音?
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