[MELODIYA] S.リヒテル(pf) / バッハ:平均律クラヴィア曲集第1巻(全24曲)B.846~869

[ 1281-007n ] Swjatoslaw Richter(pf) Bach Das Wohltemperierte Klavier Book-I B.846-869

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商品コード: 1281-007n

作品名:バッハ:平均律クラヴィア曲集第1巻(全24曲)B.846~869/Prelude & Fugue 1 In D Major , BWV 846~Prelude & Fugue VIII In E Flat Minor, BWV 853 | Prelude & Fugue 9 In E Major, BWV 854~ Prelude & Fugue 18 In G Sharp Minor, BWV 863 | Prelude & Fugue 19 In A Major, BWV 864~ Prelude & Fugue 24 In B Minor, BWV 869
演奏者:S.リヒテル(pf)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:CM 02987-92
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, アルバム入り3枚組, 3 single records
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連でのオリジナル世代】---紺/銀DL内溝(ダブルレター), CTEPEO ○○33, Made in USSR, グルーヴガード厚手, ГОСТ 5289-なし, TУ Φ-16, Repertoire group:なし, .Price Code:なし, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:33CM02987 3-1 1/33CM02988 3-2 2--以降省略 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYAタイプ), 露語表記・国内仕様, 1970年代のスタンパーを用いた1971年頃の製造分, プレ・メロディアレーベル存在せず, DLレーベルの最初期分(幻の盤だった), 旧番号存在せず, ГОСТがあればГОСТ 5289-68が最初(当盤相当), 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, EURODISC=MELODIYA音源のMELODIYA製作プレス, ノーマル・カップリング, モスクワ・オールユニオン「 Vsesoyuznaja Studija Gramzapisi」シサユーズナヤ工場製作, 幻のオリジナル世代, original generation
ジャケット:【旧ソ連でのオリジナル世代】---外周4面濃緑クロス紙表紙箱(モスクワ・オールユニオン), ペラリブレット付き, 表記されたジャケット番号:CM 02987-92, Price Code:なし, 背文字:なし(国内仕様には付かない), 露/英語表記・国内/輸出共用仕様(リブレット), ジャケット裏年号:Apt. なし Зак. なし, (P)(C)なし, 製作/印刷:Всесоюзная студия грамзаписи. Запись, これより古い箱存在せず, オリジナル世代, original generation
トピックス:【初入荷のオリジナル世代・超希少プレス】---第1巻:1970年7月21-31日ザルツブルク・クレスハイム城(Schloss Klessheim)・エリザベート教会(Elisabeth Kirche)でのEURODISC=MELODIYA共同制作によるステレオ録音, 録音技師:Horst Lindner, プロデューサー:Fritz Gans, MELODIYAとEURODISCの共同制作で録音はEURODISC側が行った, ドイツでは1970年EURODISC:80 648 XKで初リリース(灰/黒レーベル)→80 648 XK(金/黒レーベル), 旧ソ連では1971年MELODIYA:CM 02987-92(当装丁)で初リリース(ついに入荷)→1975年頃同一番号(SLレーベル)→1981年頃同一番号(ゴシックレーベル), これは初年度製造の1971年のDLレーベルオリジナル版, 当社では28年目の初入荷という超希少プレス!, ETERNA:826 602-4, 仏シャン・デュ・モンド:LDX 78525-7などで発売された, DLレーベルは第1巻のみ存在・第2巻にはDLレーベルは存在しない, 正直値段の付けられない程の希少盤!演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:1970年(第1巻)と72-3年(第2巻)にザルツブルクの宮殿でスタジオ録音されたもの。今以って一つのスタンダードとしての価値は揺るぎない。正直、音像が遠い録音は優秀とは言い難く、また各国様々なプレスがそれぞれ異なる音質で、複雑な様相を呈する。厳密には独EURODISCがオリジナル。人気はMELODIYAとETERNAに二分。特にMELODIYAの柔らかい音質はリヒテルの幻想的スタイルを更に良い雰囲気に。完全な形での入手は難しい。一つあって然るべき内容。最新の情報でこういうものがあった。「従来クレスハイム城での録音と信じられてきたが、実は第1巻はそれ以外にエリザベート教会(クレスハイム城と同じく、ザルツブルク市内にあります)でも録音していた、また第2巻も、実はウィーンのポリヒムニア・スタジオ録音分が入っていたとのこと。ただし、具体的にどの曲がどこの録音か、というところまでは残念ながら分かりません。」その為か曲により録音状態にバラつきがあるらしい。特に第1巻にはテープヒスが多いらしい。また第1巻はピアノの音が引っ込んでいて音質はお世辞にも良いとは言えない。第1巻でも後半から音質が良くなるのでエリザベート教会での録音分ではないかと考えられる(第15番から第21番)。1972-3年録音の第2巻は第1巻よりずっと音質が良い。一部の研究者はクレスハイム城の残響が大きすぎて、一部を取り直したが全部はできなかったので継ぎ接ぎ状態となってしまった。第2巻は後で全曲スタジオで直したのではないか?レコードでは第2巻は全てスタジオ録音に差し替えた可能性を指摘している。十分にあり得る話である。元々何故音響の良くないクレスハイム城で録音することとしたのかが大きな疑問である。この録音は世界的にも有名でCD化され、様々な会社が個別にCDを出し、音質もそれぞれ異なるらしい。数種を買い込んで違いを愉しむ方も多いと聴く。しかし録音は戻らない。録音された音が気に入らないからと言って、電気的な後処理は宜しくない。LPにも違いはあるが、当然録音された当時の音をマスタリングして発売される。我々は音楽家なり、プロデューサーが制作した芸術を素直に受け取る以外に方法がない。どのLPにするかという選択は勿論ある。しかし、「録音そのものを尊重する」という基本姿勢を貫くことで芸術は愉しみたい。デジタル技術の発達で後から録音自体を変えることができる昨今だが、それはCDの世界という別の領域の話である。

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