商品コード:1282-016p[Le Club Français Du Disque] G.ヴァント指揮ケルン・ギュルツェニヒso. / モーツァルト:交響曲41番K.551「ジュピター」, 交響曲33番K.319
商品コード: 1282-016p
商品詳細:ギュンター・ヴァント(1912 - 2002)は日本で2000年代に入り一躍脚光を浴びたドイツの指揮者。1990年に当時手兵の北ドイツ放送交響楽団とともに初来日し、急速に名声を高め、多くの人が彼の再来日を期待していた。2000年の秋、88歳の高齢の身をおして北ドイツ放送交響楽団との再来日し、東京オペラシティには大勢のファンが訪れた。88歳の指揮者、ギュンター・ヴァントへ対する熱狂的な称賛が起こりマスコミを通じてドイツ本国へも伝えられた。ブルックナーを得意とした。ヴァントの出発は順風ではなかった。最初のポストであるケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団では1946 - 1974年の長きにわたり首席指揮者を務めた。その時期の録音はドイツ・レーベルではなく、フランスのLe Club Français Du Disqueがわざわざドイツまで出向いて行った。Le Club Français Du Disqueはリステンパルトとヴァントの二人を指揮者の主軸に考えていたようである。二人がダブらないように録音する曲を配分していたようである。モーツァルトの交響曲のメインとなる第33番~41番までの8曲(通例の37番は無し)をギュンター・ヴァント/ギュツニヒo.に振った。そのためこの8曲をリステンパルトはこのレーベルで録音していない。またセレナーデ7/9/13番の3曲も託した。再版はフランスではMUSIDISCからしか出ていない(疑似ステレオ)。演奏は基本ベートーヴェン交響曲全集と同様で、ある意味地味であり、聴衆に訴えるような工夫もないが、自然体で力みのない素朴な演奏である。ヴァントの美点は、この媚びない演奏が評価されており、ヴァントのありのままの演奏である。一度聴いてすぐに虜になるようなタイプのスタイルではない。聴き込むほどに味わいが増す、スルメのようなスタイルであることをお忘れなく。入荷は多くない。ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団は1827年に、ケルン市内の音楽家が集まって出来たオケで非常に古い歴史を持つ。1888年にケルン市公認のオーケストラとなり、今日まで演属している。ギュンター・ヴァントは第8代首席指揮者となる。1955~1965年までにモーツァルトの交響曲33・34・35・36・38・39・40・41番の8曲を録音している。
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