[SUPRAPHON] T.ニコラーエワ(pf) K.イワノフ指揮チェコpo. / ラフマニノフ:Pf協奏曲2番Op.18

[ 1282-002 ] Rachmaninov Piano: Tatjana Nikolajeva, Czech Philharmonic Orchestra Conducted By Konstantin Ivanov – Concerto For Piano And Orchestra. No. 2 (Op. 18)

通常価格:¥ 4,400 税込

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商品コード: 1282-002

作品名:ラフマニノフ:Pf協奏曲2番Op.18/第1楽章 Moderato--第2楽章 Adagio Sostenuto-- | --第3楽章 Allegro Scherzando
演奏者:T.ニコラーエワ(pf)K.イワノフ指揮チェコpo.
プレス国:旧チェコ・スロバキア, Czechoslovakia
レーベル:SUPRAPHON
レコード番号:LPM 1
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧チェコ・スロバキアでのオリジナル】---白/赤青内溝, 6時にMade in Czechoslovakia, フラット重量, 表記されたレコード番号:LPM-1, Price Code:なし, Rights 記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:MM 237 0/MM 238 Z 1A 1C (ラウンド小文字スタンパー・SUPRAPHONタイプ), SUPRAPHONモノラル製造を示すMM***で始まりレコード番号を含まな専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, カッティング担当者:不明, 1950年代製造のスタンパーによる1953年頃製造分, 白/赤青内溝レーベルの最初期分, 金外溝レーベルは後になる, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスは存在するか不明, RIAAカーヴではない, ステレオ存在せず, SUPRAPHON音源のSUPRAPHON製作プレス, カッティング担当の前任者:不明, 工場:Loděnice továrna (ロデニツェ工場), オリジナル, original
ジャケット:【旧チェコ・スロバキアでのオリジナル】---折返紙ペラ, 表記されたジャケット番号:D LPM 1, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)なし(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷記録で最古の裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが輸出仕様は当ジャケットである), 製作:Supraphon A.S, 印刷:記載なし・.旧チェコ・スロバキア製, これより古い輸出仕様タイプ存在せず, 輸出仕様のオリジナル, original for export
トピックス:1951年2月4-8日プラハ・ドモヴィナ・スタジオでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1951年Supraphon A.Sによりコピーライト登録・同年SUPRAPHON:LPM 1(当装丁)にて輸出仕様が初リリース, 国内仕様の番号不明, ニコラーエワ27歳の時のチェコでの録音で初回録音, MELODIYA未発売, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:1951年2月プラハ・ドモヴィナ・スタジオでのチェコ録音でSUPRAPHONの10"の第1号LPとなった録音。1980年までのMELODIYAでは発売されていない。ピアノも指揮者もロシア人だが両者がチェコを訪れ、当地で録音されたようである。指揮者のコンスタンティン・イワノフ(1907-1984)は旧ソビエト連邦の指揮者、作曲家。1946年にナタン・ラフリンの後を受けてソヴィエト国立交響楽団の首席指揮者となり、1965年までのおよそ20年間在任した。タチアナ・ニコラーエワ( 1924-1993)はご存じ旧ソビエト連邦のピアニスト。モスクワ音楽院でアレクサンドル・ゴリデンウェイゼルに直接学んだ才女である。1950年に、バッハ没後200周年記念のライプツィヒ・ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクールにて優勝。当地に出席していたショスタコーヴィチと、生涯にわたる親交を結んだ。ショスタコーヴィチはニコラーエワのバッハ演奏に触発されて《24の前奏曲とフーガ》を作曲し、これをニコラーエワに献呈した。この録音はヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクールの翌年であり、ニコラーエワは旧ソビエト連邦以外の衛星国でも人気が高まっていたと推測できる。録音はSUPRAPHON側の要請だったのではないだろうか?前年にバッハ国際コンクールで優勝したとはいえ、1951年でニコラーエワはまだ27歳という若さ。同2月にチェコでバッハの幻想曲 ハ短調 BWV.906、フランス組曲第5番ト長調 BWV.816、半音階的幻想曲とフーガ BWV.903の3曲も録音していて別の番号でLP化されている。この録音では何故、指揮者のコンスタンティン・イワノフまでやって来たのか不明だが、当時世界に知られた宗主国の有名音楽家がやって来たことは一大ニュースだったことだろう。チェコ・フィルハーモニーもこの客演をまたとない機会と考えたに違いない。オケもピアノも堂々たる演奏で申し分ない秀演。ニコラーエワの大物ぶりがよくわかる見事な演奏。歴史的録音などと片づけられるような音質ではない。分厚いモノラル・サウンドだけでなく、繊細極まりないソロも、知らないとはもったいないレベルの内容!その後、ニコラーエワは1990年代まで活動したが1993年11月13日、サンフランシスコ・ハープスト劇場でショスタコーヴィチ:「24の前奏曲とフーガ」の演奏会を行なった直後に脳内出血により昏睡状態に陥り9日後に死去。

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