[DGG] I.マルケヴィチ指揮ベルリンpo. / シューベルト:交響曲3番 D.200, 交響曲4番D.417 「悲劇的」

[ 1283-064p ] Schubert, Igor Markevitch, Berliner Philharmoniker – Sinfonie Nr. 3 D-dur / Sinfonie Nr. 4 C-moll (Tragische Sinfonie)

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商品コード: 1283-064p

作品名:シューベルト:交響曲3番 D.200 | 交響曲4番D.417 「悲劇的」
演奏者:I.マルケヴィチ指揮ベルリンpo.
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:DGG
レコード番号:18 221 LPM
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでのオリジナル】---チューリップALLE内溝, □M33, Made in Germanyの刻印, フラット重量, 表記されたレコード番号:LPM 18 221 , Price Code:なし, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:032398² STS/032402² STS (ラウンド中文字スタンパー・DGG旧タイプ), DGGモノラル製造を示す03***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(Time Code):E5 U/E5 P, 再補助マトリクス:面割用のラウンドで幅広レコード番号マトリクス・18 221 A/18 221 B, カッティング担当:イニシャルSTSは不明, 1955年5月/1955年5月製造のスタンパーによる1955年頃製造分, >白LP33 1/3<レーベル存在せず, 山吹色□M33フラット盤の最初期分, 旧番号存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, DGG音源のDGG製作プレス, 工場:Hannover旧工場(Deutsche Grammophon Gesellschaft Pressing Plant Hannover・Werk I), オリジナル, original
ジャケット:【ドイツでの第2版】---両面ツヤペラ, 表記されたジャケット番号:LPM 18 221, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白背景・上黄), ジャケ裏年号:11/59, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:7/55(当ジャケットではない・2色刷り共通デザイン存在する), 製作:Deutsche Grammophon Gesellschaft mbH, 印刷:記載なし・ドイツ製, 共通デザイン薄2色刷りタイプ存在する, これより古いタイプ存在する, 第2版, 2nd issue
トピックス:3番:1954年2月/4番:1954年12月ベルリンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1955年Deutsche Grammophon Gesellschaft mbHによりコピーライト登録・同年DGG:18 221 LPM(当盤共通デザイン薄2色刷りタイプ・裏7/55のジャケット)にて初リリース, これは1955年5月/1955年5月製造のスタンパーによる1955年頃製造のオリジナル盤が1959年11月製造の第2版ジャケットに入るケースでオリジナル盤入りの初期盤, マルケヴィチのシューベルト:交響曲はDGGの3/4番と仏COLUMBIAの8番「未完成」の3曲で全てと思われる, PHILIPSとCHSに録音はない, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:イーゴリ・マルケヴィチ( 1912- 1983)はウクライナのキエフ(キーウ)生まれだがフランスに帰化した指揮者。バレエ・リュスの主宰、セルゲイ・ディアギレフとの出会いが重要な点であり、彼の運命を決めた事実である。ロシア・バレエ団からの委嘱作品によって衝撃的なデビューを果たし、1950年代初頭よりLP録音に活躍した。時期的には英国EMI、フランス・パテ、DGG、PHILIPS、PHILIPS以降の5期に大きく分けられる。勿論英国EMI以前にも録音はあるが僅かである。それぞれのレーベルでメインに近い指揮者として、それぞれ多数の録音を行った。DGGへの録音は1953年から1965年にかけて行われ、他のレーベルとまたがっての録音が多い。決してDGGの専属という契約ではなかったようである。マルケヴィチはまるでカラヤンのように忙しく、あちこちの大手レーベルからお呼びが掛かっていたのは想像に難くない。その為特別に複数のレーベルにまたがって録音が可能な立場にあった数少ない指揮者といえる。そのDGG録音も2種に大別される。1953年~1956年のベルリンpo.とのモノラル録音、1957年~1961年に首席指揮者を務めていたコンセール・ラムルー管弦楽団とのパリ録音である。特にベルリン時代の特徴は、まだフルトヴェングラーが生きていた時期のベルリンpo.を振っていくつかの重要な録音を残している。あのカラヤンですら引き継いですぐには思うようにはコントロール出来なかったベルリンpo.には、この演奏のような伝統のスタイルが確立されており、指揮者はそれをベースにいかに自身の個性を出すのかが課題であったと思われる。重厚感は申し分ない。フルトヴェングラーの激性より、シンプルな汎用性を求めたマルケヴィチとの葛藤が見て取れるような演奏である。団員にはフルトヴェングラーの癖が残っており、ほおっておけばよりダイナミックなアクセントを付け、より大袈裟に暴走しかねない。マルケヴィチの抑えがある程度効いて、決して大作ではない3番や4番がそれなりの幅に収まってる。これ以上を鳴らしてはやりすぎとなる。9番「グレイト」ではない。そいう意味で最高レベルに大作然とした3番/4番が聴ける演奏である。フルトヴェングラーが亡くなる年のベルリンpo.の音が聴ける貴重な録音ともいえる。フルトヴェングラーは1954年11月に亡くなった。この録音は3番が1954年2月、4番が1954年12月、ベルリンpo.における悲劇の日を跨いだ録音となった。尚1955年のフランス国立放送o.との「未完成」はここまで熱くない。

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