[ERATO] A.d.ラローチャ(pf) / アルベニス:スペイン組曲, パヴァーナ・カプリッチョ, ラ・ベーガ 他

[ 1283-059t ] Albéniz – L' Œuvre Pour Piano Vol.Ⅲ Vol.IV

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商品コード: 1283-059t

作品名:アルベニス:Pf作品集-3・4/スペイン組曲第1集Op.347(全8曲)~第1曲 グラナダ, ~第2曲 カタルーニャ, ~第3曲 セビーリャ, ~第4曲 カディス, ~第6曲 アラゴン, パヴァーナ=カプリッチョ ホ短調Op.12, 組曲「アルハンブラ~第1曲 ラ・ベーガ(草原), アスレーホス(未完) | 組曲「スペインの歌」(全5曲), 旅の思い出Op.71(全7曲)~第5曲 ティエルラの門 - ボレロ, ~第6曲 入り江のざわめき - マラゲーニャ, スペイン組曲第2集~第1曲 サラゴーサ, 組曲「スペイン」Op.165(全6曲)~第2曲 タンゴ, ~第3曲 マラゲーニャ, マジョルカ 嬰ヘ短調Op.202, スペイン組曲第2集~第4曲 サンブラ・グラナディーナ
演奏者:A.d.ラローチャ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:ERATO
レコード番号:STU 70561-2
M/S:ステレオ, stereo (Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, バラ2枚セット, 2 single records
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル/第3版】---青白Σ土手×1(Vol.3), 紫白Σ狭内溝×1(Vol.4), 9時にMade in France 3時にGravure Universelle 33T. 1/3, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:STU 70561/STU 70562, Price Code:なし, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:ERA 70561 LPL 2157 1Y D1 380/ERA 70561 LPL 2157 2Y 380---以降省略 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), ERATOステレオ製造を示すERAとレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A5/A4---以降省略, 再補助マトリクス:なし, 380は編集/カッティングマスターがC.I.D.I.S. Louviersで行われたことを示す, カッティング担当者:不明, 1970年代製造のスタンパーによる1974年頃製造分, Vol.3はステレオ最古レーベル・最厚プレスである, Vol.4にはVol.3と同じ青白Σ土手レーベル存在する, 更に古いマトリクスは存在するか不明, RIAAカーヴである, Vol.3/4にモノラル存在せず(Vol.1/2にはあり), HISPAVOX音源のERATO製作仏PHILIPSプレス, カッティング担当の前任者:不明, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, フランスでのステレオオリジナル(Vol.3)/第3版(Vol.4), re issue or original for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---表コートペラ×2, Gravure Universelle, Vol.Ⅲ/Vol.Ⅳ, 表記されたジャケット番号:STU 70561/STU 70562, Price Code:Artistique Gravure Universelle, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Erato Disques S.A., 印刷:Imp. Contensin. Paris, フランスでのオリジナル(Vol.3/4), 折返タイプが存在する可能性あり, re issue or original for stereo in Fr.
トピックス:1965年頃スペインでのステレオ録音, 録音詳細不明, スペインでは1965年頃Hispavox, S.A.にてコピーライト登録・同年Hispavox~モノラル:HH 10-86とHH 10-87, ステレオ:HH 10-86とHH 10-87がAlbeniz Obras Para Piano-1/Albeniz Obras Para Piano-2で初リリースされた, フランスでは1971年頃ERATO:STU 70561(Vol.3)とSTU 7056(Vol.4)のバラ2枚で初リリース、今回Vol.3のSTU 70561はオリジナルと思われるが・Vol.4のSTU 70562は1977年頃の第3版程度と思われる, いずれにしても珍しいVol.3とVol.4のバラセット, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:ラローチャのスペイン時代のHISPAVOX(イスパヴォックス)の録音でありラローチャの代表作である「イベリア」。これは4回録音がある中の1962年頃の2回目モノラル/ステレオ録音である。2回目録音のオリジナルはスペインPf作品集-9に相当するHISPAVOX:HH/HHS 1089-90が初出番号である。その後更にスペインではアルベニスの小品が2枚のLPに収録されHH 1086とHH 1087で発売された。「イベリア」程メジャーではないがこの4枚がラローチャがHISPAVOXに残したアルベニスの重要な録音である。ERATOはHISPAVOXと提携しており、「イベリア」は1960年代初期にDE 3267-8/STE 50167-8でフランスでも発売された。後半の小品が2枚については1970年代になってフランスでもリリースすることになり、その際に先の「イベリア」をVol.1/2、後半の小品が2枚をVol.3/4としてLP4枚に分けてバラの通し番号STU 70167-8/STU 561-2の4枚でシリーズ発売した。「イベリア」の2枚は再版となるが小品2枚はこれがフランスでのオリジナルとなる。小品2枚のVol.3/4にはモノラルは存在しない。これらは歴史的にも非常に重要な録音である。因みに初回モノラル録音はスペインPf作品集-1としてリリースされたHISPAVOXとしても金字塔的な録音であった。「イベリア」といえばラローチャであり、代表作であることに疑いの余地はない。他のスペイン系ピアニストの録音も勿論あるが、美しさと解りやすさという点でこれに勝る録音はないのでは?と感じられる。その後DECCAでも録音したがスペイン録音のインパクトは大きいものがある。ラローチャはスペイン的ローカリズムを敢えて抑えたことでよりイメージが膨らむ演奏になっている。一聴大人しく感じられる演奏がラローチャのスタイルで、初回録音よりややメリハリを利かした演出がされていることが違いだろう。しかし無理にスペン風情を強調しなかったことが成功の要因かも知れない。アンニュイでけだるい気分が美的に表現されている。特にVol.3/4はHISPAVOXでもプレスが非常に少ない希少盤である。1970年代プレスだがもし「イベリア」をお持ちの方のためにVol.3/4のバラ2枚セットを用意した、「イベリア」の陰に隠れたスペイン組曲、スペインの歌等の魅力的な小品に心癒されるに違いない。

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