[RCA] C.ミュンシュ指揮ボストンso./ニューイングランド音楽院cho. R.ショウ合唱指揮 / ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)

[ 1283-048pb ] Ravel-Boston-Symphony-Munch-Daphnis-Chloe-Complete

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商品コード: 1283-048pb

作品名:ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)/ Daphnis And Chloe Ballet In One Act (Part 1)-- | -- Daphnis And Chloe Ballet In One Act (Concluded)
演奏者:C.ミュンシュ指揮ボストンso./ニューイングランド音楽院cho./R.ショウ合唱指揮
プレス国:フランス, France
レーベル:RCA
レコード番号:640 659
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : 左下にパンチ穴と小さな欠けあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---アズキ/銀2本線Living Stereo外溝, 12時方向に塗潰RCA丸ロゴ, 12時にTRADE MERK(S) REGISTERED Made in France by AREA, 6時に▽33, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:640..659, Price Code:Ⓐ, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:K2RY 808 R2/K2RY 809 R2 (ラウンド小文字スタンパー・RCA/AREAタイプ), RCA規格AREAマスターによるステレオ製造を示すK2RY***で始まりレコード番号を含まない米国型のフランス専用スタンパー使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 1960年代スタンパーによる1960年頃の製造分, フランスに旧番号存在せず, これより古いフランス・ステレオレーベル存在せず, 更に古いマトリクス存在する(D1/D1あり), モノラル存在する, RIAAカーヴである, 米RCA音源の仏RCA制作仏AREAプレス, 工場:(AREA s.a)Applications et réalisations électriques et acoustiques. Hoche-Paris, フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---折返両面コートペラ, 11時に3色矢印LIVING STEREOロゴ, 2時に"Stereo Orthophonic"High Fidelity Recording, , 表記されたジャケット番号:640 659, Price Code:Artistique, 背文字:なし(裏面横に記載あり), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:10.60, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:10.60(フランスでのステレオは当ジャケットである), 製作:Société RCA S.A., 印刷:Bouchet-Lakara. Paris, フランス・ステレオでこれより古いタイプ存在せず, モノラルとはデザインが異なる, フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr
トピックス:1955年1月23/24日米国ボストン・シンフォニーホール(Symphony Hall, Boston.)でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Leslie Chase, プロデューサー:John Pfeiffer, 米国では1955年Radio Corporation of Americaによりコピーライト登録・同年モノラルRCA:LM-1893(茶SDレーベル・厚紙ジャケット入り)にて初リリース, 1959年頃ステレオ:LSC-1893(SDレーベル・厚紙ジャケット入り)にて初リリース, 英国では1956年モノラル:His Master's Voice:ALP 1374にて初リリース, ステレオは不明, フランスでは1956年頃仏RCAからモノラル:A 630.294(薄アズキ/銀サークル外溝レーベル・フラット盤・ツヤペラジャケット入り)にて初リリース, 1960年頃ステレオ:640 659(当装丁)にて初リリースと思われる, 名演の一つ, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:米録音だが仏プレスで、欧州らしさは出ている。特に、仏LIVING STEREOは、このレーベルの特徴でもあり、弱点でもある。わざとらしいステレオ効果が、自然な形で修正されていて、快いステレオになっている。左右に大きく広げるより、左右はほどほどに、但し前後の立体感を出している。アメリカのオケといえど、ミュンシュが振れば、こういう音を出してくれるのである。モノラルのアンゲルブレシュトやロザンタールはもちろん完璧だが、ステレオのこれも捨てがたい。1955年という古い録音だが米RCAはいち早くステレオ録音を導入していて、この録音が世界で最初のモノラル/ステレオ録音となった。また恐らく全米で最初の合唱入り完全版の録音であったと思われる。ボストン交響楽団は1949 - 1962年の間シャルル・ミュンシュを音楽監督に迎えた事で全米でも特にフランス作品に強いオケとなる。ミュンシュはフランス音楽の名手であり、多くの名盤を残した。その中でもベルリオーズの「幻想交響曲」やドビュッシーの交響詩「海」、サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」、ラヴェルのバレエ音楽「ダフニスとクロエ」は多くの人々から支持される演奏として今日でも名演としての地位を揺るぎないものとしている。当時のボストン交響楽団の演奏技術はモントゥー、ミュンシュに鍛えられただけあり、ある意味パリ院学院o.より精度の高い緻密な演奏が出来るレベルにまで達している。後は指揮者次第というところで、流石のミュンシュによる指揮は硬派なクリュイタンスと言える精度の高さを誇る。しいて言えば、フレンチ感性が楽団員にはない為、ラテン気質に欠ける点だけである。米国人にフレンチ感性を求めても無理があるので、ここまで整っていれば申し分ないレベルではないだろうか? フランス以外の国で録音された中ではトップクラスと言って間違いないだろう。しかし「ダフニスとクロエ」という曲自体がフレンチ感性の塊のような曲だけに、その点が引っかかる方は、クリュイタンス盤一択しかないだろう。クリュイタンス盤もよく聴いてみると、オケの統一感や整然さは完璧ではない。しかし「フレンチ感性」がそれを見えなくしている。クリュイタンス盤の対極として、理路整然ととしたミュンシュ盤の比較は面白いだろう。

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