商品コード:1283-035p[Le Club Français Du Disque] R.アルベルト指揮ミュンヘンpo. / ドヴォルザーク:交響曲9番Op.95「新世界より」
商品コード: 1283-035p
商品詳細:指揮者のルドルフ・アルベルト( 1918- 1992)はフランクフルト生まれのドイツ人。Rudolf Alberthが正しい綴りだが1960年頃まではAlbertの姓を名乗った。地元の音楽院で学び、バーデン=バーデンの南西ドイツ放送のディレクターとヘッセン放送のディレクターを歴任し、1949年にミュンヘンのバイエルン放送交響楽団の指揮者陣に加わった。1950年代からオリヴィエ・メシアンの知己を得て、1956年に《異国の鳥たち》の初演を指揮している。1964年からニーダーザクセン交響楽団の首席指揮者を務めたが、1968年には辞任している。以後フリーランスの指揮者として活動した。ミュンヘンにて死去。いきさつは不明だがフランスのレーベルLe Club Français Du Disqueに意外なほど多く録音がある。特にピアニスト、P.v.シルハフスキー(pf)との共演でモーツァルト:Pf協奏曲を数曲録音している。またヨアン・フィールド(vn)との共演でベルリンso.とTELEFUNKENにブルッフなどの協奏曲を録音。最も知られる録音ではP.マカノヴィツキー(vn)とのブラームス:Vn協奏曲だろう。このように協奏曲録音が多い為、目立つことはないが単独での管弦楽録音がストラヴィンスキー:春の祭典、組曲「火の鳥」、3楽章の交響曲、ペトルーシュカなど3枚分、他ワーグナーの管弦楽、チャイコフスキー:交響曲4番などがLe Club Français Du Disqueにある。これはメジャー作品の意外な録音。これまでのモノラル録音の中でも一番すっきりした印象でパンチもあるなかなか良い演奏であり、録音も良い。モノラルだがうるさくないタイプで満足出来る内容。名演ひしめく曲なのでLe Club Français Du Disqueのファンにお勧め。異様な程ゆったりしたテンポで静かに始まり最初のティンパニーのテーマまでが長い。その語は堰を切ったかのようなテンポでパンチのあるオケが展開する個性的な演奏。変わり種をお探しの方には満足いただけると信じる。
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