商品コード:1284-048pc[PHILIPS] E.v.ベイヌム指揮コンセルトヘボウo. / バルトーク:弦楽、打楽器とチェレスタのための音楽, ストラヴィンスキー:交響詩「ナイチンゲールの歌」
商品コード: 1284-048pc
商品詳細:エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム( 1901- 1959)は1945年、メンゲルベルクがナチスへの協力の廉でスイスに追放されると、メンゲルベルクの後を継いで、コンセルトヘボウ管弦楽団の音楽監督兼終身指揮者に就任した。コンセルトヘボウのシェフとしてモノラル期のコンセルトヘボウの録音の元締めといえる。同時に1953年までDECCAへの契約もあり、コンセルトヘボウo.を振ったDECCA録音(約30枚)が存在するのはこの為である。1954年~1958年までオランダPHILIPSに多くの録音を残している。それでコンセルトヘボウo.は安泰と思われていたが1959年4月13日に、アムステルダムでブラームスの交響曲第1番のリハーサルを行っていた最中に心臓発作で倒れ、57歳で死去した。慌てたオーケストラ側の混乱はご存じの通り、若いハイティンクになってのコンセルトヘボウo.は同じ音を出すことは無かった。ベイヌムもまたモノラルが黄金期の指揮者であり、コンセルトヘボウo.にも同じことが言える。彼は当時から近代作品にも造詣が深く、バルトークは進んで取り入れていた。有名な「管弦楽のための協奏曲」他数点をモノラル期に録音している。これはその1950年代に録音された2曲をカップリングしたLPである。ストラヴィンスキー:交響詩「ナイチンゲールの歌」は10"が初出であり、これはカップリング替えLPであるが195年代頃のプレスなので十分に音質は良い。1960年以降聴けなくなったコンセルトヘボウ管弦楽団の特長的な渋い音がここにある。曲の好みはあるがこれらの近代作品も今となってはメジャーなクラシック曲として通用する。ベイヌム/コンセルトヘボウというウィーン、ベルリンと肩を並べる大御所は是非とも聴いておくべきだろう。他の二者とは違う良さが見えてくるはず。
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