商品コード:1285-063b[ASTRÉE] P.バドゥラ・スコダ(hf) / ハイドン:Pfソナタ60, 61, 62番

[ 1285-063b ] Haydn, Paul Badura-Skoda – Les Trois Dernières Sonates Pour Le Piano-Forte


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商品コード: 1285-063b

作品名:ハイドン:Pfソナタ60番 Hob.XVI:50, Pfソナタ61番 Hob.XVI:51 | Pfソナタ62番 Hob.XVI:52
演奏者:P.バドゥラ・スコダ(hf)
プレス国:ポルトガル, Portugal
レーベル:ASTRÉE
レコード番号:AS 83
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7 : レーベル面に細かいドットあり(溝には影響なし)
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ポルトガルでのオリジナル・タイプ】----灰緑/銀, 6時にSTÉRÉO, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:AS 83, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:ST 08-VR 21709-A AS 83 V 165/A583 Y 165 / 08-21709-2B-1 (ラウンド/ストレート小文字スタンパー・ASTRÉE/Sonopressタイプ), SonopressマスターによるASTRÉEステレオ製造を示すST 08-VR***で始まりレコード番号を含まない専用のマトリクス使用, 補助マトリクス:HPF/HPNL, 再補助マトリクス:D/-, Pathéプレスではない・ポルトガルプレスと思われる, 1980年代スタンパーを用いた1981年頃の製造分, ASTRÉEには一貫した製造体制はない(両面で異なる場合もある), 最古レーベル・最厚プレスの一つと思われる, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, ASTRÉE音源によるASTRÉE制作ポルトガルプレス, 他の工場によるプレスは存在すると思われるが序列は不明, ASTRÉEはValoisの古楽研究部門レーベルとして別レーベル扱いだが音源が流用される場合もある, 製造:Sonopressマスターを使ったポルトガルプレスまたはOEM製造分, ASTRÉEの場合全てオリジナル・タイプとしている, original type
ジャケット:【ポルトガルでのオリジナル・タイプ】----製見開両面コート背黒, Price Code:なし, 表記されたジャケット番号:AS 83, 背文字:あり(白色・黒背景), ジャケ裏年号:なし, (P)1981(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットであると思われる), 製作:Astrée.by Michel Bernstein., 印刷:Nova Forca -arles graficas Fabricado en Portugal(フランスの版下をそのまま使用), これより古いタイプ存在せず・但し色の濃淡または色違いよるヴァージョン違いあり, オリジナル・タイプとしている, original type
トピックス:1980年9月ウィーン・バウムガルトナオー・カジノ(8effectué à Vienne, baumgarner Casino)でのステレオ録音, 録音技師:Dr. Thomas Gallia, プロデューサー:Michel Bernstein, フランスでは1981年Auvidisによりコピーライト登録・同年ASTRÉE:AS 83(当装丁)にて初リリース, 演奏に使用した楽器:1790年ウィーン・Johann Schantz・モダンピアノ形式の古楽器, スコダはハイドンではフォルテピアノを使用していないが古楽器なのでフォルテピアノとモダンピアノの中間的な音である, スコダは1980~1982年で全6枚に後期ソナタ14曲+小品4曲のハイドンを録音している, 全てASTRÉEでAS 79-84/AS 913+AS 914(3枚組箱×2), 高音質録音・長岡鉄男氏の推奨レーベル, 1980年代のオーディオファイルLPだが1960年代と同じではない, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★, ポルトガルではフランスプレス用のSonopressマスターを使ったポルトガルプレスまたはOEM製造分で発売されたと思われる

商品詳細:スコダはフォルテ・ピアノを用いてかなりの量の録音を仏ASTREEに入れたがハイドンではモダンピアノの古楽器を用いて録音した。デムスに遅れをとったが、発想が異なる。楽器は1790年製のJ.シャンツ。モダンピアノだがフォルテピアノ寄りの音で、デムスの完全なフォルテ・ピアノとは少し違う。このあたりがスコダの感性。彼はハイドンを計6枚分録音。3枚×2巻で発売とバラ6枚が存在する。これはそのバラ単売。この3曲の録音は1980年、楽器の音が耳について曲に入っていけないという事がない。音質は多少の癖はあるが長岡鉄男氏が絶賛しただけあり、どれも高音質であることは確か。但し1980年代の録音であることを考慮する必要がある。マルチ・マイク式の残響をある程度伴った録音である。しかし耳が痛くなるほどの大きなダイナミックレンジを確保している。それを意識してかスコダの演奏も鋭いアタックを多用した強烈なスタイルになっている。好みが分かれるタイプの演奏であることは確か。1790年製の古楽器なので現代のピアノとはかなり音が違う印象である。恐らく時代考証的に最もハイドンに相応しい楽器なのだろう。

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