[EUROPA] F.ティーレガント指揮南西ドイツ室内o. G.テレベシ(vn) U.コッホ, W.クニップス(va) 他/ バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)B.1046-1051
商品コード: 1285-014t
商品詳細:このマイナーな録音を紹介できることは嬉しい。安っぽいイメージのEUROPAレーベルだが、これはオリジナル録音。指揮のティーレガントは、同曲をEURODISCにバルヒェットと入れているが、これはまったく別の録音。南西ドイツ室内o.という、あまり聞かない団体だが、大変しっかりした演奏で、ソリスト達のレベルは非常に高い。特に目立つのが、VaのU.コッホ、FlのT.Dilloo、そしてTpにはM.アンドレが参加。見落とされがちなLPだが、内容は濃い。コアなブランデンブルク・ファンには新発見の1960年代録音!ジャケットは安価な作りだが内容はなかなか良く、優れた音質。指揮者のフリードリヒ・ティーレガント( 1910 - 1968)は、ドイツの指揮者。アンダーベックの生まれ。父からヴァイオリンの手ほどきを受けるも、ベルリンでパウル・ヒンデミットとフリッツ・シュタインに学んで指揮者に転向した。第二次世界大戦後、フォルツハイム市の音楽監督になり、1950年にフォルツハイムで南西ドイツ室内管弦楽団を創設し、亡くなるまで首席指揮者を務めた。バルヒェットとのバッハ:Vn協奏曲の録音もあり、EURODISCには多くの録音がある。ブランデンブルク協奏曲も録音していたとは意外であり、当時のEURODISCに1960年6月にブランデンブルク協奏曲は既に録音していたためEUROPAというマイナーレーベルへの録音となったものと思われる。モーリス・アンドレ(tp)、ウルリヒ・コッホ(va)、ヘルムート・コッホ(ob)ら当時期南ドイツ室内o.に所縁のあるソリストが参加。ジャケットからは想像ができない活き活きとした高いレベルの演奏が展開される。ティーレガントは2回同じオケとブランデンブルク協奏曲全曲を録音している。これは2回目の1966年頃の録音。
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