[SUPRAPHON] J.コドウセク(va) J.ノヴォトニー(pf) / ブラームス:VaソナタOp.120(2曲)

[ 1287-063 ] Brahms, Josef Koďousek, Jan Novotný – Sonatas For Viola & Piano

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商品コード: 1287-063

作品名:ブラームス:2つのVaソナタ集Op.120/Vaソナタ1番Op.120-1 | Vaソナタ2番Op.120-2
演奏者:J.コドウセク(va)J.ノヴォトニー(pf)
プレス国:旧チェコ・スロバキア, Czechoslovakia
レーベル:SUPRAPHON
レコード番号:111 1178
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様のオリジナル・タイプ】----青/銀1本線, 12時にMade in Czechoslovakia, 3時に○○33, 6時に小文字筆記体でパノラマ枠STEREO, レコード番号:111 1178, グルーヴガード厚手, Rights Society:記載なし, (P)1975, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:E 2629 D B/E 2630 C B(ラウンド小文字スタンパー・SUPRAPHONタイプ), 英語表記・輸出仕様, SUPRAPHON録音・ステレオ製造を示すE***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:4/4, Copyright Year Code(初リリース年を示すイニシャルレーベル登録年号で1954–1964の間存在する):なし(対象外), Manufacturing Date Code (実際に製造された年/月を示す・ない場合はCopyright Year Codeと同年):74.2(1974年2月を示す), 1974年2月製造のマトリクスを用いた1974年の製造分, 旧番号存在せず, SCレーベル存在せず, これより古い輸出仕様レーベル存在せず, フラット盤存在せず, 輸出仕様最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, Manufacturing Date Code:73が存在すると思われる(未確認), モノラル存在せず, RIAAカーヴである, SUPRAPHON音源のSUPRAPHON制作プレス, 輸出仕様のオリジナル・タイプ, original type for export
ジャケット:【旧チェコ・スロバキアでの輸出輸出共用仕様のオリジナル】---折返表コートペラ, 表記されたジャケット番号:111 1178, Price Code:なし, 背文字:あり(茶色・クリーム背景), (P)(C)1973, 欧州語表記の輸出仕様, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Supraphon A. S., 印刷:記載なし・チェコ製, 輸出事務所:Prague Artia, 旧番号存在せず, これより古い輸出仕様存在せず, 輸出仕様のオリジナル, original for export
トピックス:1973年頃プラハ・SUPRAPHON・ドモヴィナ・スタジオ('Domovina' Studio)でのステレオ録音, 録音技師:Jiří Očenášek /Václav Zamazal, プロデューサー:Zdeněk Zahradník, 使用楽譜:Verlag Benjamin-Simrock-Rather , 1973年Gramofonové Závody/Supraphon A. S.によりコピーライト登録・同年SUPRAPHON:111 1178(当装丁)にて初リリース, これは1974年製造のオリジナル・タイプ盤が1973年製造のオリジナルジャケットに入るケースで1年遅れのオリジナル・タイプ, 但し1973年プレスが存在するか未確認, モノラル存在せず, 当社初入荷の希少タイトル, 録音が少ないヴィオラによる演奏(クラリネット版が多い), 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ブラームスの2つのクラリネット・ソナタ/ヴィオラ・ソナタは晩年の1894年に作曲された室内楽曲。ブラームスは創作意欲の衰えにより一度は作曲活動を中断するが、1891年に知り会った名クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトの演奏により再び創作意欲を取り戻し、クラリネット三重奏曲 作品114(1891年)、クラリネット五重奏曲 作品115(1891年)、更にこの2つのクラリネット・ソナタ 作品120(1894年)と、クラリネットのための作品を立て続けに作曲した。この作品120の2曲はその中でも最後に書かれた作品で、ブラームスによって完成された最後のソナタ作品でもある。ブラームスは翌年の1895年にヴィオラへの編曲を発表している。ヴィオラパートには、クラリネットでは演奏不可能な三重音による装飾音符や、一部(第2番第2楽章中間部後半)に重音箇所が付加されているほかは、ほぼクラリネットと同じ旋律のままとなっている。ヴィオラ版は数少ないヴィオラ独奏曲の中でヴィオラ奏者にとっては貴重で非常に重要なレパートリーであり、今日ではブラームスの「ヴィオラ・ソナタ」として著名で、演奏機会も多い。数年後作曲者によってヴァイオリンへの編曲版も作成されている。ただし、ヴァイオリン版はこの楽器の低音部に音域が集中してしまっており、クラリネット、ヴィオラほどの演奏効果を上げないため演奏機会はあまりない。ヴァイオラのヨゼフ・コドウセク(1923 - 1995)はプラハの生まれ。1937年から1943年および1945年から1946年にかけてプラハ音楽院に学生として籍を置き、ルドルフ・ライシヒとノルベルト・クバートの薫陶を受けた。1948年にはプラハ芸術アカデミーでフランティシェク・ダニエルにも師事。1954年にヴラフ四重奏団にヴィオラ奏者として加入し、1955年にはリエージュで開催された弦楽四重奏の国際コンクールにヴラフ四重奏団の団員として参加して優勝している。1970年にヴラフ四重奏団を脱退し、独奏者としても活動するようになった。最初のメンバーのひとり。当時のチェコではトップクラスのヴィオラ奏者だったと思われる。しかしヴィオラは地味な楽器でなかなか表舞台での機会がない。Qt.では4人の中で一番影の存在。そんなVa奏者の表舞台こそブラームスのソナタである。その数少ない舞台を踏める奏者がコドウセク。ゆっくりしたテンポで情感を持って挑む。ブラームスの演奏はバランスが難しい。ピアノはソロ録音も多いヤン・ノヴォトニー。SUPRAPHONで初となるこの曲の録音だった。しかし話題となることもなく、チェコ初の快挙をどのように自身で消化したら良いか?そんなブラームスの晩年とも重なるような陰鬱を上手く表現しているような気がする。そこに曲が持つ魅力があるのだろう。

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