商品コード:1288-063[VALOIS] C.ラルデ(fl) デンマークQt.(ダノワQt.)メンバー / ハイドン:Fl, Vn, Vcのための6つのディヴェルティメント1-6番(XIV 6-11)
商品コード: 1288-063
商品詳細:ハイドンによるフルートの室内楽曲といえば、この6つのディヴェルティメントのほかには2作品があるくらいで、あまり多くはない。これらディヴェルティメントには、第4番を除いて、すべてハイドンのオペラ《月の世界》やバリトン・トリオからの転用がある。一部ピアノ三重奏曲からの編曲が有るかもしれないが、現在では独立したFl,Vn,Vcのための三重奏曲として6曲纏めて録音されることが多い。中でもHob. IV:1-4の前半4曲は「ロンドン・トリオ」なる通称が付いている。この4曲は木管三重奏曲(ob・Cl・Fg)として演奏されることもある。ハイドンは当時英国で人気があったフルートのための室内楽を発表した。実際、フルートは英国の貴族階級に特に好まれたらしい。1本または複数本のフルートによる三重奏曲を作曲した。それがこの6つのディヴェルティメントのほか三重奏曲Hob.XV/15-17である。Hob.XVはピアノ三重奏曲だがHob.XV/15-17はフルートで代用出来るように編曲している。「ロンドントリオ」はその頃パトロンのフルート愛好家の男爵と交流があり、彼の為に書いたのだろうと言われている。1799年にロンドンのMonzani社から出版された。さて6つのディヴェルティメントに話を戻すと、フルートと弦楽器2台という編成が今日録音されるスタイルのようである。これは1964年4月コペンハーゲンでの録音。VnとVcはデンマークQt.(ダノワQt.)~第1Vnのアーネ・スヴェンドセン、ピエール=ルネ・ホネスの2人が参加という形式をとっている。曲は全て長調で書かれ、ハイドンに共通する優美な旋律に満ちている。録音が少ない曲だけに1964年録音という良い時期であり、フルートはクリスティアン・ラルデという名手が参加で信頼と実績で第1に押したい録音!ステレオ:MB 966で出ているが1960年代のモノラル盤はそれなりに価値が高い!
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