商品コード:1288-031p[Le Club Français Du Disque] G.ヴァント指揮ケルン・ギュルツェニヒso. H.シュレーター(pf) / ハイドン:交響曲92番「オクスフォード」, Pf協奏曲 ニ長調
商品コード: 1288-031p
商品詳細:ギュンター・ヴァント(1912 - 2002)は日本で2000年代に入り一躍脚光を浴びたドイツの指揮者。1990年に当時手兵の北ドイツ放送交響楽団とともに初来日し、急速に名声を高め、多くの人が彼の再来日を期待していた。2000年の秋、88歳の高齢の身をおして北ドイツ放送交響楽団との再来日し、東京オペラシティには大勢のファンが訪れた。88歳の指揮者、ギュンター・ヴァントへ対する熱狂的な称賛が起こりマスコミを通じてドイツ本国へも伝えられた。ブルックナーを得意とした。ヴァントの出発は順風ではなかった。最初のポストであるケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団では1946 - 1974年の長きにわたり首席指揮者を務めた。その時期の録音はドイツ・レーベルではなく、フランスのLe Club Français Du Disqueがわざわざドイツまで出向いて行った。Le Club Français Du Disqueはリステンパルトとヴァントの二人を指揮者の主軸に考えていたようである。二人がダブらないように録音する曲を配分していたようである。モーツァルトとベートーヴェンの交響曲をメインとして1950年代からLe Club Français Du Disqueに録音がある。中でもハイドンは少なく交響曲は82・92・103番の3曲とPf協奏曲 ニ長調で全てと思われる。ヴァントは多少の野暮な印象さえ感じる、派手な指揮者ではない。一度聴いてすぐに虜になるようなタイプのスタイルではない。聴き込むほどに味わいが増す、スルメのようなスタイルであることをお忘れなく。ピニスト、ハインツ・シュレーターとの「Pf協奏曲 ニ長調」は大変珍しい録音である。ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団は1827年に、ケルン市内の音楽家が集まって出来たオケで非常に古い歴史を持つ。1888年にケルン市公認のオーケストラとなり、今日まで継続している。ギュンター・ヴァントは第8代首席指揮者となる。
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