商品コード:1288-025[ERATO] ミュンヘンQt.(O.ビュヒナー, K.シュティヤー(vn) G.シュミット(va) W.ライヒャルト(vc)) / モーツァルト:SQ19番K.465「不協和音」, 17番K.458「狩」
商品コード: 1288-025
商品詳細:ブラームスのCl五重奏は、注目される曲である。ランスロのソロにO.ビュヒナーをリーダーとするミュンヘンQt.という珍しい組み合わせ。全体的に暗調で、大人しい感じの演奏。ランスロの音色は渋く切なく、抑えた音出しが逆にイメージを膨らませてくれる。ウラッハ等の名演ひしめく中にあって地味だが、ブラームス晩年の諦観がよく出ている。B面の2/3のシューマンはランスロのラテン気質が出ている。STEも出ているがモノの力強さは見事。意外に知られていない名演!。ミュンヘンQtは1946年ドイツ・ミュンヘンにて設立された団体でリーダーで第1Vnのオットー・ビュヒナー、第2Vn:クルト・クリスティアン・シュテイヤー、Va:ゲオルク・シュミット、Vc:ヴァルター・ライヒャルトの4人。オットー・ビュヒナーは VnのK.リヒターのミュンヘン・バッハo.のコンマスとして、ARCHIVに多くの録音を残し、ソリソトとして協奏曲の録音もある。更にはマイナーレーベルにバッハの無伴奏の一部を録音している。ヴィオラのゲオルク・シュミットはバイエルン放送so.のメンバーでもありERATOにブラームスの録音がある。第2クルト・クリスティアン・シュテイヤーはシュトロースQt.の第2Vnを担当していた。Vcのヴァルター・ライヒャルトもバイエルン放送so.のメンバー。ミュンヘンQt.での録音は非常に少なく、この他にはモーツァルトの弦楽四重奏曲1枚しか確認できていない。ドイツ的な構成力と、フランス的優雅さを兼ね備えた名演に違いない。ミュンヘンQt.は押さえた表現の絶対的秀演。録音が少ないとは言え無視できない団体。
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