[La Voix De Son Maître] W.ランドフスカ(cemb) / バッハ:平均律クラヴィア曲集第1巻B.846 - 869(全24曲)

[ 1290-012 ] Bach / Wanda Landowska ‎– Le Clavier Bien Tempéré - Premier Livre

通常価格:¥ 6,600 税込

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商品コード: 1290-012

作品名:バッハ:平均律クラヴィア曲集第1巻B.846 - 869(全24曲)/第1~5番--第6~8番-- |--第9~12番--第13~16番-- | --第17~21番--第22~24番
演奏者:W.ランドフスカ(cemb)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:FALP 141-3
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, バラ3枚セット, 3 single records
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:第5面11時に極小9回出る点あり, 第6面12時に小~極小8回出る点, 5時に小20回出る点あり
レーベルタイプ:【フランスでのLPオリジナル】---銀大ニッパー内溝×3, 9時にDisque incassableロゴ, 3時に33 1/3 Tours minule Made in France, フラット重量, Rights Society:記載なし, Price Code:なし, (P)なし, マトリクス/スタンパー:D9-LRC-9155/D9-LRC-9156/--以降省略(ラウンド小文字スタンパー・RCA/Pathéタイプ), RCA録音製造を示すD9-LRC***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 133753/M6 132883--以降省略, 再補助マトリクス:BC/7C--以降省略, パテキュラー(Patéculaire)なし, 2種併存のPathéプレスである, 1950年代のスタンパーによる1953年頃の製造分, 旧番号存在せず(RCA側の番号は存在するがこちらが先), VSM側でこれより古いレーベル存在せず, Disque incassable付き内溝フラット盤の最初期タイプ, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, RCA音源のLa Voix De Son Maître制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのLPオリジナル】---折返両面ツヤペラ, 表記されたジャケット番号:FALP 141/FALP 142/FALP 143, Price Code:記載なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris , 印刷:記載なし・フランス製, フランスでこれより古いタイプ存在せず, シングルジャケットが外周黒クロス紙表ツヤ箱に入るタイプもあり, オリジナル, original
トピックス:第1巻:1949年3月26日/31日・5月7日/15日/21日・ 6月11日/12日・7月6日イタリアでのSP録音, 録音詳細不明, 米国では1950年頃SPが発売された, LPは1952年頃米RCA:LM 1017/1107/1136のバラ×3で初リリース, フランスでは1953年頃La Voix De Son Maître:FALP 141-3(バラ・当装丁)/FALP 141-3(箱入り)の2種にて初リリース→仏RCA:630 474-6となる, ドイツでは1960年頃独RCA:LM 1017/1107/1136のバラで初リリース, 第2巻は1950年2月2日・5月25日/27日/28日・6月4日/10日/24日/27日・11月18日/20日・12月10日/11日・1951年1月6日/7日/14日米国コネチカット州、レークヴィルでのモノラル録音で米国ではRCA:LM 1152/1708/1820で初リリース, フランスではFALPは発売されず仏RCA:630 270-2, FALPが存在するのは第1巻のみなので注意, 但し音質は全プレス中で最も良い!, 3枚とも盤質7は殆どない, これがフランスでのLP初出, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:フランスでランドフスカのSP音源はCOLHシリーズより以前に、ゴルトベルク変奏曲(FALP 137)、リサイタル(FALP 218)とこの平均律第1巻の3点が1950年代にLa Voix De Son MaîtreからFALP---で復刻されていた。FALPの音質は、'50年代モノラル録音と同等の音質で、はっきりSP復刻と判別がつくCOLHとは別次元の音の良さがある。但し、第巻のみ発売で(全巻は同時期RCA)、シングルジャケ3枚のバラと、バラが更に箱に入る豪華な装丁と2種ある。但し古いプレスの為、状態の良い盤質は過去に無い。彼女の音色には高貴な香りがあり、開拓者としての業績はもちろん、芸術としても第一級。音質は全てのプレスを通してこのFALPが最良であるが第1巻しか発売されなかった。フランスでは第2巻はRCAのみの発売となった。今となってはモダンチェンバロは分が良くないが、モダンチェンバロの時代があって初めて古楽器ブームが始まったという歴史的背景を忘れてはいけない。彼女が愛用したチェンバロは「ランドフスカモデル」と呼ばれ、パリのピアノ・メーカーであるプレイエル社に特注した楽器である。基本的にコンサートグランドピアノの枠にチェンバロの機構を組み込んだモダンチェンバロの中でも最初期のタイプ。ランドフスカのバッハはロマンチックである。そのロマンチックな演奏を可能にしたのが「ランドフスカ・モデル」だったわけである。ランドフスカのロマンティシズムはチェンバロではなく、ピアノで継承され今日に至る。一方、チェンバロによるバッハ演奏は古楽器が主役となり、ロマンティシズムとは正反対の方向へと向かった。どちらも源流はランドフスカといえるような気がする。今となっては二つの流儀の分岐点となった芸術が「ランドフスカ・モデル」によるバッハ演奏ではなかったか?確実なのはランドフスカ・スタイルは彼女一代限りで終了したという事実である。

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