商品コード:1291-048[DECCA] L.マゼール指揮ウィーンpo. / R.シュトラウス:ドン・ファンOp.20, 死と変容Op.24
商品コード: 1291-048
商品詳細:マゼール初期大デッカ期のオーディオファイルLP。ウィーンpo.を振るマゼールの手腕は、DECCAの名指揮者達と肩を並べる程の冴えを見せる。まだ若手だった彼を大抜擢したDECCAの戦略も、大したものだ。その後、シベリウス、チャイコフスキーの全集へと展開してゆく。DECCAの看板指揮者の一人として、大きく羽ばたき出した彼にふさわしいエネルギーがほとばしるドン・ファン。6000番号とは言え、初めの方なので、2000番台に近い。ED1初出。ステレオ・オーディオファイルプレス!ロリン・マゼール( 1930 - 2014)はフランス生まれで米国の指揮者。生後ほどなくしてアメリカに一家で移住し、5歳の頃からヴァイオリンを、7歳の頃から指揮の勉強を始めるが、天才振りを発揮したのは主に指揮の方面であった。8歳の時にニューヨーク・フィルハーモニックを指揮して指揮者デビューを飾り、以後9歳でレオポルド・ストコフスキーの招きでフィラデルフィア管弦楽団を指揮、11歳でアルトゥーロ・トスカニーニに認められNBC交響楽団の夏季のコンサートを指揮した。10代半ばまでには全米のほとんどのメジャー・オーケストラの指揮台に上がっている。1965年にはベルリン・ドイツ・オペラとベルリン放送交響楽団の音楽監督に就任(フリッチャイの後任)。1957年27歳にしてDGGで録音を開始、1962年まで籍を置きシューベルト:交響曲全集、ベートーヴェン交響曲5/6番など歴史に残る録音を残した。その後EMI、DECCA、PHILIPSとメジャーレーベルを席巻してゆくことになる。DECCA時代はDGGでの契約が終了した1962年頃から始まる。専属契約ではなく当時EMIなどにも録音があり、複数のレーベルと契約していたと思われる。1960年代はマゼールの名が世界的な名声を得た時期であり、怒涛のごとく録音を連発した。DECCAではチャイコフスキー、シベリウスなど、DECCAでも初となる一人指揮者による全集録音を任され、ウィーンpo.と共演するなど、歴史にその名を刻んでゆく充実の時期である。正にマゼールの黄金時代の録音である。
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