商品コード:1291-047[DECCA] L.ガルデッリ指揮フィレンツェ五月音楽祭o.cho., R.テバルディ, D.カラル(s) J.シミオナート, L.ダニエリ(ms) 他 / プッチーニ:1幕の歌劇「修道女アンジェリカ」(全曲)
商品コード: 1291-047
商品詳細:ジャコモ・プッチーニ(1858 - 1924)は『トスカ』を大成功させた1900年頃、既に彼には「複数作の組み合わせ物――同一作家の作品、あるいは複数作家の組み合わせ」の構想があったと考える説がある。それが形となったのがプッチーニの三部作であり、1幕の短編歌劇3曲、作曲順に歌劇『外套』(1916)/歌劇『修道女アンジェリカ』(1917)/歌劇『ジャンニ・スキッキ』(1918)の3つである。『修道女アンジェリカ』はその2作目で、1918年12月14日、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場で初演された。舞台裏に配される合唱に男声を含む他は、全てが女声で演じられるオペラである。従ってソリストの男性歌手はいない。ソプラノ歌手7人、メゾソプラノ歌手6人が出演する珍しい配役となっている。この録音はイタリア・オペラ指揮の巨匠ランベルト・ガルデッリ(1915 –1998)指揮フィレンツェ五月音楽祭オーケストラとその合唱団による1962年録音で、1961-62年にガルデッリは3曲とも録音している。1曲が短いので3曲纏めて録音されるのが通例になっているようである。アンジェリカ役はレナータ・テバルディで公爵夫人:ジュリエッタ・シミオナートという配役。プッチーニ:三部作の決定盤として知られる録音で、この録音さえあれば他を考える必要はないだろう。但し興味のある方は1957年EMI系モノラル録音のトゥリオ・セラフィン/ローマ歌劇場管弦楽団・合唱団の演奏が捨てがたい名演である。ステレオならガルデッリだろう。フィレンツェ五月音楽祭オーケストラ/DECCAは最強!
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