商品コード:1293-049[DECCA] R.ボニング指揮ロンドンso. / 19世紀の序曲集/ドニゼッティ, ロッシーニ, オッフェンバック, ヴェルディ 他
商品コード: 1293-049
商品詳細:DECCAにおけるオペラ系作品のスペシャリストとして、大きな信頼を得ていたリチャード・ボニング。オペラが振るわない日本では、それに比例してかボニングに対する評価が不当に低い。序曲だけといえども、指揮者にはオペラ全体に対する根本的な見識は不可欠であり、それがあって初めて序曲も生きてくる。大物指揮者ほど、ロマン派交響曲を中心に据えるので、こういった曲集には精彩を欠く。ここではあまり演奏されない珍しい歌劇を中心とした収録になっている。ボニングの出番といったところ。ボニングには同様の録音が少なくとも3枚はある。さすがDECCAの音も凄い!リチャード・ボニング(1930-)はオーストラリア・シドニー生まれの指揮者。1950年に渡英、ロンドンの王立音楽院でブゾーニの弟子にあたるヘルベルト・フライアーについてピアノを学び続け、ロンドンでピアノのリサイタルを開く一方、同じオーストラリアから王立音楽院に留学していたソプラノ歌手、ジョーン・サザーランドとの出会いによってオペラへの関心を深めていく事になる。1954年、サザーランドと結婚したボニングは指揮者への転向を決意。1962年にローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団で指揮者デビューを果たした。1963年にはバンクーバー歌劇場でグノーの歌劇『ファウスト』を振ってオペラ・デビュー、さらにその翌年にはロンドンのコヴェントガーデン王立歌劇場、1970年にニューヨークのメトロポリタン歌劇場にデビュー、1975年から1986年にかけてはオペラ・オーストラリアの音楽監督を務めている。バレエ音楽の指揮者としても有名なボニングは1975年にメトロポリタン歌劇場に帯同して初来日、1978年にもサザーランド夫人のリサイタルの伴奏指揮者として再来日している。オペラ、バレエ音楽では抜きん出た才能がある。埋もれるには惜しい珠玉の旋律のオンパレードで管弦楽好きにはお宝級のステレオ・オーディオファイルLP!
ボニングの在庫一覧へ