商品コード:1293-022b[FONTANA] I.ヘブラー(pf) S.ゴールドベルク指揮オランダ室内o. / モーツァルト:Pf協奏曲12番K.414, Pf と管弦楽のためのロンドK.386, ハイドン:Pf協奏曲二長調Hob. XVIII:11
商品コード: 1293-022b
商品詳細:ヘブラーはVOX時代から1960年頃にPHILIPSに移籍した。そこでVOX時代には叶わなかったモーツァトPf協奏曲全曲録音をステレオで行った。実はPHILIPSでの全曲録音の前²3枚だけ単独のモノラル/ステレオ録音がある。一部FONTANAレーベルとして発売された。これらは初期録音であり、3枚とも指揮者は異なるがヘブラーはまだVOX時代の雰囲気を色濃く残したソロを聴かせる全曲録音よリも抜群に良い録音である。これはその中の一つ。また、この録音は、後に全曲録音が終了し、箱で(単発もある)発売されたものとは別録である(全集はロヴィツキ指揮)。ヘブラーもPHILIPSもいきなり全曲録音を始める前に試験的にやってみたのではないかと思われる。これはS.ゴールドベルクがオランダ室内o.を振った録音で後にハイドンの協奏曲集で共演を続けた。あまり知られていない録音だが、ゴールドベルクは同じ頃Philipsに、ブランデンブルク協奏曲の録音があり、指揮者として大いに活躍していた時期である。Pf協奏曲12番K.414は、後にロヴィツキと全集の一つとして再録音がある。ヘブラーのソロは、VOX時代に近い深みのある音色。もちろん、全曲録音よりも断然こちらが良い。B面は、ハイドンの前にロンドK.386が入る。ハイドンもモーツァルトに似た軽快な曲調。S.ゴールドベルクの指揮が大変良い。モノラルが聴けるのもこれら初期の単独録音のみである。
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