[DECCA] V.アシュケナージ(pf) L.マゼール指揮ロンドンpo. / スクリャービン:Pf協奏曲Op.20, 交響曲第5番「プロメテウス」Op.60

[ 1296-035 ] Scriabin, Vladimir Ashkenazy, London Philharmonic Orchestra, Lorin Maazel – Prometheus Poem Of Fire / Piano Concerto In F Sharp Minor

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商品コード: 1296-035

作品名:スクリャービン:交響曲第5番「プロメテウス-火の詩」Op.60 | Pf協奏曲Op.20
演奏者:V.アシュケナージ(pf)L.マゼール指揮ロンドンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6527
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---小デッカED4, 帯にffss(Full Frequency Stereophonic Sound.), 12時にMade in England ・The Decca Record Co.LTD., グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, (P)1971・6時(最古), TAX Code:なし(1973年4月以降を示す), スタンパー/マトリクス:ZAL-10774-2G/ZAL-10775-1A (ストレート小文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCA規格ステレオ製造を示すZAL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのGはTed Burkett (テッド・バーケット)/AはGuy Fletcher(ガイ・フレッチャー)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):BU/BB, 再補助マトリクス(9時):3C/1, 1970年代スタンパーによる1971年頃製造分, 大デッカED1/ED2/ED3レーベル存在せず, ED4レーベルの最初期分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, カッティング担当の前任者:なし, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---表コートペラ, 2時に黒ベース□DECCA, 表記されたジャケット番号:SXL 6527, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), ジャケ裏年号:記載なし, (P)なし(C)1972, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. Londn, 印刷:Upton Printing Group ., ホタテ貝タイプ存在せず, 折返表コートペラタイプ存在せず, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:1971年4月26-27日ロンドン・Kingsway Hall, London・でのステレオ録音, 録音技師: Kenneth Wilkinson / Stanley Goodall, プロデューサー: Christopher Raeburn, 編集/カッティングマスター:Ted Burkett/Guy Fletcher, 1972年The Decca Record Company Limited. Londn によりコピーライト登録・同年DECCA:SXL 6527(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分のオリジナル, 滅多に録音されない珍しいスクリャービンのピアノ協奏曲的作品2曲入り

商品詳細:A面の交響曲第5番「プロメテウス-火の詩」Op.60はタイトルこそ交響曲だがハープとオルガンを伴う大編成のオーケストラと、ヴォカリーズによる混声合唱およびピアノ独奏のために作曲されており、実質的には単一楽章によるピアノ協奏曲である。スクリャービンの最後の交響曲となる。レコードのタイトルには交響曲は付かず「プロメテウス-火の詩」となっている。交響曲と認知されないほど交響曲的形式を持っていない作品である。ここでは殆どピアノ協奏曲としての扱いになっている。人類に天界から火を授けた英雄として、音楽を通じてプロメテウスを崇め奉る作品となっている。無調で極めて不協和である。神秘和音を軸に作曲されているが、終止和音はスクリャービン好みの、嬰ヘ長調の主和音によっている。自由に変形したソナタ形式によって構成されている。初演では、スクリャービンのために開発され、様々な色彩とその組み合わせの照明を鍵盤によって操作できる色光ピアノが使われる予定であったが、故障が起きて利用することができなかった。その後も演奏で色光ピアノが使われたことは滅多にない。この色光ピアノパートは楽譜の最上段に五線譜で記載されており、現在でもMIDI電子キーボードと照明装置を組み合わせることにより再現可能である。アルゲリッチがアバド指揮のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演した収録では、雰囲気と情緒をかもし出すために、プロジェクタによって舞台上にさまざまな色光を投影したが、これがスクリャービンの意図を忠実に再現した演出といえるかどうかは問題がある。2006年2月にはウラディーミル・アシュケナージ指揮NHK交響楽団も同様の上演を行っている。以上これまでの交響曲の概念を覆した作品となっている。フランス語では「プロメテ--火の詩」Op.60となる。B面のピアノ協奏曲Op.20は1897年の初期作品で、唯一のピアノ協奏曲と付けた曲。初期の作品の為、オーケストレーションの弱さ、ピアノパートの超絶技巧などから演奏の機会は多くない。しかし初めて聴いても「プロメテウス-火の詩」よりはずっと親しめる曲である。「プロメテウス-火の詩」も実質ピアノ協奏曲なのでこのLPはスクリャービン:ピアノ協奏曲集といえる。録音はほぼロシア系ピアニストに限られるようである。作品としてはロマンティックで楽しめる曲である。2曲とも録音は少なく、そういう意味で貴重なLPといえる。マゼール/ロンドンpo.とアシュケナージは相性が良いらしく、完成度の高いLPといえる。

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